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「お西さんに行かナイト。」(飛雲閣などへ)


まだ5月だというのに暑い日が続きますね。京都では土曜日から4日連続で30℃を越える真夏日となりました。土曜日のお稽古の際は袷の着物を着ましたが、日曜日はさすがに単衣にしました。

先日、西本願寺飛雲閣へ行ってきました。西本願寺では昨年の秋も「伝灯奉告法要」の関連行事として飛雲閣などの特別公開をされていましたが、この春も開催されています。

前回の関連行事でも夜間特別公開をされていたと思いますが、今回は表題にもありますように「お西さんに行かナイト」というキャッチコピーで前回よりも長い期間にわたって夜間拝観を開催されています。

飛雲閣2

前回は飛雲閣の写真撮影は禁止でしたが、今回は特にそのようにされてはいませんでした。しかし、前回は撮影禁止を無視して勝手に写真を撮る人が多くて係員の方も苦労されていました。その程度の決まりくらいは守って欲しいものですね…

なお、飛雲閣はこの特別公開が終わるとしばらくは補修工事に入るそうです。今月末までのこの機会に是非行ってみられてはいかがでしょうか。




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淀看席へ


3月も気がつけば半分を過ぎてしまいましたね。先日は確定申告の期限でしたが、私もなんとか無事に済ませることができました。体調を崩してしまい、ギリギリになってしまいましたが間に合って良かったです。

今は完全に赤字の当教室ですが、そのうちに税務署に目を付けられるくらい儲けてやる!と思ったりもしましたが、性格的に難しそうですね…

さて、期限といえば先日金戒光明寺の西翁院にある茶室「淀看席(よどみのせき、「澱看席」とも)」の時別公開も今日まででした。先日私も行くことができましたが、今回が初めての訪問でした。

この淀看席は藤村庸軒が作った茶席で、道安囲いのある茶室として知られています。道安囲いというのは、宗貞囲いとも言われることもありますし、それぞれ別のものを指すという説もありますが、ここでは簡単に点前座と客座の間を壁で仕切っている席としておきます。

一説には、利休の子、道安の足が不自由であった為に歩く姿を隠すべく、そういった意匠をこらしたとも言われています。しかし、道安の足は不自由ではなかったという説もあり、最近では「道安の足が不自由であった為」という記述を見ることは余りありません。

確かに、足が不自由だった人がその歩く姿を隠す為の意匠と言われたら納得できる部分もありますが、舞台演出的な意匠と言われても納得できます。

なお、こういった構えの茶室は他に祇園の円山公園のそばにある西行庵の茶室「皆如庵」にも見ることができます。淀看席も皆如庵も炉の切り方は向切と言われる形式ですが、他に台目の形式の茶室もあるそうです。こちらの宗貞囲いのある台目の席はまだ見たことがありませんので、いつか拝見したいものです。

今回の特別公開では写真撮影禁止でしたので、残念ながら写真はありません。写真撮影禁止と言われていたのに、写真を撮っていて案内の方に注意されている方が結構いらっしゃいましたが、そういった最低限のマナーは守りたいですね。

茶室の写真の代わりに、金戒光明寺の境内にいた猫の写真をどうぞ。
猫1
金戒光明寺は「黒谷さん」とも言われているからでしょうか?黒猫さんでした。こちらは猫さんに「写真一枚いいですか?」と尋ねたら、「好きにすれば」というような表情を見せてくれた気がしたので撮らせてもらいました。

当教室ではただいま新生活スタートキャンペーンを実施中です。皆様もこの機会に茶道を始めてみては如何でしょうか?
詳しくはこちらをご覧ください。






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雪景色


久しぶりの更新となってしまいました。先日は凄い雪でしたね。ちょうどその日は東京の茶会に行く予定だったのですが、非常に大変でした。行きの新幹線も2時間以上遅れ、人生初の特急料金の払い戻しを受けました。

そんな凄い雪の日は当家の庭もこのように雪化粧しておりました。
雪景色19
雪の日の朝は辺り一面が白黒の世界に変わりますが、その厳しい雰囲気が私は好きです。ただ、寒いのは苦手なので早々に部屋に籠ってしまいますが…

近所のお寺の門もこんな感じでした。
雪景色21
この写真を撮った日の翌日だったと思いますが、タクシーがUターンしようとしていたら、タイヤがスリップして苦労されていました。私は雪の予報の日は車には乗らないようにしていますが、乗らないといけない人は大変ですね…



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西本願寺・飛雲閣へ


今日は日が照っており、少し暖かいですね。この時期のこういう日を「小春日和」と言いますが、海外でも晩秋から初冬にかけての暖かい日を「老婦人の夏」とか「インディアンサマー」などと言うそうだと先日の天気予報で伝えていました。

先日西本願寺の飛雲閣に行ってまいりました。西本願寺では現在門主の交代に伴う「伝灯奉告法要」を行われており、その協賛行事として様々な行事が催されています。詳しくは西本願寺の「伝灯奉告法要」のホームページをご覧になってください。

その協賛行事で飛雲閣が公開されていましたので、今回初めて飛雲閣に行くことができました。なお、公開だけの参加だと外から飛雲閣を眺めるだけですが、「慶賛茶席」に入ると飛雲閣の中でお茶をいただくことができます(こちらも詳しくは上記のホームページをご覧になってください)。

点前をされる茶会のような雰囲気ではなく、水屋で点てたお茶をお坊さんが出してくださるだけですが、飛雲閣の中に入れる機会はそうあるわけではありませんので、非常に良い機会でした。

ただ、その中で残念なことが…と言っても主催者側にではなく、来られていた方にです。

飛雲閣の中では案内の方の指示に従って着席するのですが(国宝の建物の中ですから当然ですね)、その指示に対して「下座の方から座るんですか!」と文句を言う方がいらっしゃいました。

自分から上座に座らせろと言わんばかりのその態度も非常に気になりましたが、冷静に部屋を見ると「上段の間」がある上座の方に案内されていました。上段の間というのは高貴な方の座る一段高くなったところですから、一目で分かると思います。

「それが分からないのであれば、上座でも下座でも変わりないような…」と思ってしまった私は嫌な人なのでしょうか…しかし、国宝の建物に入らせてもらえるということだけでもありがたいことなのに、色々と文句を言うなんてことはみっともないことに思えました。

他にも床の間に荷物を置く年配の方などもいらっしゃいました。若くてそういったことを知らないというのであればまだ「仕方ないかな…」とも思えますが、ある程度和室での振る舞いを躾られてきたであろう年配の方がそういった様子だと悲しくなりますね。

さらには、写真撮影禁止と書かれているにも関わらず、平気で写真を撮る人も多かったです。とこんなことを偉そうに書いている私も色々と人から後ろ指を指されるようなことをしていることもあるかと思います。

それぞれが何かの機会に自分の行動を振り返るようにしたいものですね。自戒を込めて。

菓子230
先日のお稽古の際のお菓子で、東寺餅さんの「亥の子餅」です。亥の子餅は炉開きの際のお菓子にされるところもありますが、当流では特にそういったことは決まっていません。




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「歩くまち・京都」?


先日久しぶりに平日の昼間に京都市バスに乗ったのですが、非常に混んでいて驚きました。昔は平日はガラガラということもよくあったのですが…

しかも四条通の渋滞がひどくて困りました。現在四条通は歩道を広げる為に片側1車線化工事をしているのですが、バス停部分も1車線となっている為、バスが停車しているとそれだけで車の流れが止まります。京都市の説明では当初予想よりもバスの乗降客が増えたことなどが渋滞の原因ということらしいのですが、観光客を増加させることを目標にしてそれは無いだろうと思います。

四条通の歩道を広げている部分は地下道もありますので、地下道の利用を促進することなどはできなかったのだろうか?と思います。もっとも急いでいる時は地下道を通ると早いので人が増えると困るなぁというのが個人的には心配ですが…

中心部の車の乗り入れ規制などをしない限り四条通の渋滞は無くならないように思います。京都市は「歩くまち・京都」というものを目指しているようですが、それには公共交通機関が重要です。清水寺や祇園から京都駅へ向かうバスの混雑と渋滞を考えるとその実現は遠い道のりだなと思います。

さてこれから師範者の研究会に行ってきます。帰ってきて余裕があればもう一度更新しようかなと思っています。

北野天満宮の梅


昨日はお茶の生徒さんと野村美術館に行ってまいりました。その方とは以前香雪美術館にも一緒に行ったのですが、その際に見た道具や普段私が話していることを非常によく覚えていらっしゃったので大層驚きました。

誰でもそうなのでしょうが、特にそういった良い記憶力をお持ちの方には良いものだけを見ていただくことが大事なのだと思います。この春は藤田美術館や東洋陶磁美術館で魅力的な展示があるので、そちらもお連れして見てもらおうと思っています。

しかし、そういった方と一緒に行って解説しながら回るのも緊張します。間違ったことを言わないように、事前に復習や予習をしていく必要がありますので大変です。また遠州流系統の流派として伝えないといけないこと(遠州公にまつわる逸話など)なども忘れないようにしないといけません。しかし大抵そういったことは解説には書かれてないですからね…

なおその後に北野天満宮に御参りと梅を見に行きました。先日の雨で結構散っていましたが、綺麗に咲いている梅をたくさん見ることができました。

梅6
梅の馥郁(ふくいく)たる香りが心を落ち着かせてくれました。

梅7
まだつぼみの枝もあり、可憐な姿を見せてくれました。
梅5
人間だけでなく鳥もたくさん来ていました。

桜も綺麗ですが、私は梅の清楚さや可愛さが非常に好きです。枝のスッと伸びる様子も良いですね。

なお北野天満宮ではあるご婦人に大層お世話になりました。このブログをご覧になってはいらっしゃらないと思いますが、この場を借りて御礼申し上げます。誠にありがとうございました。お陰様で大変良い時間が過ごせました。



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花灯路(はなとうろ)へ行きました

先日、お稽古終わりに花灯路(開催期間は終了しております)へ行ってきました。普段はこのような催しには近寄らないのですが、「何かブログのネタになるようなことを!」と思い行ってきました。

花灯路とは、毎年春と秋に行われているイベントで、清水寺から祇園の辺りが電気の灯篭でライトアップされるというものです。昔は東山エリアだけだったように思いますが、最近は嵐山の辺りもされているようです。
花灯路
こんな感じです。これは有名な石塀小路ですね。人通りが多いのでいつもこんな感じという訳ではありませんが…

個人的にはライトアップというのは昔から余り好きではありません。電気代が勿体無く思えるのと、環境問題も気になります。夜も明るいことが生態系に影響を与える可能性があると何かで見たことがあります。もっともこれはライトアップだけが原因では無く、ネオンなどの影響などもあるのでしょう。

しかし、地球環境保護の為に採択された「京都議定書」を随分前面に押し出していた京都府(京都市?)が、一方でこのような電気を消費するイベントを行うことはちょっと不思議な気もします(一応LED電球を使うなどして節電には配慮されているそうです)。まあ観光で収益を得ることも大事なので難しい部分ではあるのでしょう。

さて今回の花灯路では各所に花が生けられておりました。その中で気になったものを一つご紹介したいと思います。
いけばな1
桑原仙渓流のお家元による大作で、木蓮が生けられていました。聞くところによると、木蓮は「矯める(ためる、枝などを曲げて形作ること)」が難しいらしく、生けるのが難しい花なのだそうです。

それをこのような形にされるのは「さすがお家元」というところなのでしょう(素人が随分と偉そうな書き方ですが…)。他にもいくつか花が出展されていましたが、私はこの花が一番好きでした。

一般的に茶道ではこのような「生け花!」という感じの花は生けませんが、当流では書院の場合、このような大作を生ける場合があります。そうすると他の道具との取り合わせが大変なのと、そもそもこんな立派な花がなかなか生けられないので、なかなかそのようにする機会はありません。

でもいつかはそういったことにも挑戦してみたいですね。


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61年ぶりの大雪


連日の雪の話題で失礼します。何せ表題にもあるように京都では61年ぶりの20センチ以上の積雪ということだそうです。61年後は私も恐らくこの世にはもういないでしょうから、この雪を楽しみたいのですがここまで降ると楽しいよりも大変です。

雪国の方は毎年もっと大変な思いをされているのでしょうが、普段そこまで雪に慣れていない者としてはこの程度でも大変です。雪かきはこの前の冬でもしましたが、屋根の雪下ろしをしたのは人生で初めてでした。
雪景色11
右端の方は今にも雪が落ちてきそうですね。こうなると少し危険なので落としておきました。しかし、昨日はそこまでではなかったのですが、1日で随分積もったものですね。

近くの泉涌寺の門も昨日はこんな感じでした。
雪景色7

それが今日は
雪景色12
こんなに!

写真で見ると大して変わらないようにも見えますが、同じ場所まで行く気にもならないくらい積もっていました。昨日の雪の積もりようもなかなか無いと思っていましたが、今日の降雪量は京都とは思えないくらいで、雪に反射した光に包まれた様子はまるでスキー場にいるようでした。

こんな日は家でゆっくりするに限ります。幸い外出しないといけない予定も中止となりましたので、しっかり休養しようと思います。外出しないといけない方は足元にお気をつけください。




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山荘の紅葉


今日は昨日に引き続き松殿山荘の秋の公開の際の様子を。昨日は茶席の様子でしたが、今日は紅葉の写真です。

紅葉2
鮮やかな赤や黄色、そして少しくすんだ赤と様々な色があり綺麗ですね。なおこちらは「筆塚」で、流祖の使用していた筆が納められています。

紅葉1
こちらは少し紅葉が散っていますね。もう少しすると紅葉のじゅうたんの上を歩くこともできます。この辺りの紅葉は祖父が植えたものが結構あります。またそれ以降に自然に生えてきた紅葉もあり、それぞれに違った風情で楽しませてくれます。

紅葉の名所などで赤一色の景色が見られることもありますが、個人的には緑や黄色など違った色が混じっている方が好きです。「月も雲間のなきは嫌にて候」というのは珠光の言葉とされていますが、私も全部赤よりも、珠光の言う雲間のようなもの(他の色)があった方が良く見えるように思います。もっとも私は雲のない月は好きなのですが…

なお最近では茶席の取り合わせで「○○づくし」といったことをされることも増えましたが、あれは私は余り好きではありませんね。先の珠光の言葉からも余り良いものとは思えません。また紅葉の綺麗な頃に紅葉の絵などの道具ばかりを使われることもありますが、珠光の言葉だけでなく、利休の朝顔の故事を考えると「あれで良いのだろうか?」と疑問に思うこともあります。そういったことを当流ではいたしませんので詳しいことは分かりませんが、どうなんでしょうね。




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かやぶきの里


先日ソバの花の写真をご紹介しましたが、南丹市美山町には「かやぶきの里北村」という茅葺の集落があります。去年偶然近くを通りかかった際に「こんな所があるので行ってみましょう」と言われ、こういったところがあるのを初めて知りました。

京都は南北に広いですから、まだまだ知らない所がたくさんあります。このブログを書くようになって積極的に色々と出かけるようになり、少しは色々と回ることができましたが、まだまだ行ってみたい所がたくさんあります。できるだけご紹介できるよう頑張りたいですね。

さて茅葺の民家に話は戻りますが、この里にも秋の風情が漂っていました。
茅葺3
柿と茅葺の家というのは良い組み合わせですね。ちょっと暗くなっていたので、ぶれてしまっていますが…

暗くなっていたのでこんな写真が撮れました。
茅葺4
シルエットでもなんとなく茅葺の家だと分かりますね。ちょうど月が綺麗な日でした。

京都ではもうすぐ紅葉の時期になります。当教室の側には東福寺という紅葉の有名なお寺があるので、休日は凄い人になります。でも今年はめげずに私も色々出かけて、皆さんに綺麗な風景をご紹介できるように頑張ってみようと思います。



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ソバの花


今日は以前ソバの花を見に行った時の写真を。
茅葺1
京都府南丹市美山町では蕎麦が色々な所で栽培されているようで、このようにたくさん咲いていました。蕎麦の後ろには茅葺(かやぶき)の民家も見えます。

茅葺2
こちらではコスモスが見えますね。行った時間が遅かったので、写真が少し暗いで申し訳ないですが…

この時、元々はソバの花を見に行こうと思っていたのですが、時期が過ぎてしまったかな?と思いましたがコスモスもソバも綺麗に咲いていて良かったです。

京都府には寺社仏閣だけでなくこのような場所もあり、さらに北に行けば天橋立など海辺の美しい風景もあります。私は昔から京都が好きで、本当に京都に生まれて良かったなと思っています。



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修学院離宮の美しい意匠


今日は先日ご紹介した修学院離宮で気になった意匠についてご紹介してみようと思います。

先日も少し書きましたように遠州好みだと今日私達が考えているような意匠がいくつか見られました。
離宮6
これなどは完全に遠州好みと認識する意匠ですね。小の字透かしと七宝、瓢箪を合わせた意匠で、よく見られるものの一つです。もっとも現在では遠州好みだと考えられていても、当時は「流行の意匠の一つ」だと考えられていたのかもしれません。現在みたいに商標登録や意匠登録が必要な時代ではありませんからね。

遠州好みとは違う意匠でも美しいものがたくさんあります。
離宮3
こちらは網干(あぼし)の欄干ですね。漁師が網を干すさまを意匠化したもので茶道具などでもよく見ますね。なお写真ではよく見えませんが、釘隠しが叢雲(むらくも)のような意匠になっています。細かな部分まで手がかかっています。

離宮4
こちらは修学院離宮を代表する「霞棚(かすみだな)」です。桂離宮の桂棚、醍醐寺三宝院の醍醐棚と並び、「天下の三名棚」と言われています。日本人は「天下の○大□□」とか「世界○大□□」とかが好きですが、まあ他にも立派な棚はあります。しかし、この棚が立派なことには変わりないでしょう。

この棚も素敵ですが、私が好きなのは、棚の横の金と青のモダンな組み合わせの唐紙(?)です。桂離宮には青と白の市松模様の襖(ふすま)がありますが、あの雰囲気と通じるものがあるように思います。あちらは随分色々なところで使われていますが、こちらは余り他で見ることがありません。まあご覧になっても「あ!修学院離宮の意匠だ」と分からにくいのかもしれません。

この他にもたくさん見所がありました。私の文章や写真では伝えきれるものではありませんので、ぜひ一度行ってみられることをおススメします。なお見学には1時間以上かかり、途中坂道を上り下りしないといけませんので、歩きやすい靴で行かれる方が良いでしょう。またハイヒールなど、ヒールの細い靴は建物や苔、庭石などを傷めることがありますので、伝統的な建造物に行かれる際はお避けください。



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テーマ : 和風、和物、日本の伝統
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修学院離宮へ


先日大徳寺孤篷庵へ行った日に修学院離宮にも行ってきました。修学院離宮は後水尾上皇の指示で造営された離宮(別邸)で、現在宮内庁が管理されていますので、こちらへは宮内庁に事前申込が必要です。今回私は2回目の訪問でしたが、行けたのはラッキーでした。

離宮1
こちらの門は上皇の離宮の門としては簡素な感じに見えなくもありません。ただ瀟洒な素敵な門だとは思います。写真では少し見づらいですが、透かしは花菱と七宝紋を意匠化したもので、遠州好みにも見えます。この他にも現在我々が遠州好みだと思っている意匠が随所に見られました。孤篷庵に行った後だったので、特に目がいったのかもしれません。

離宮2
かなり広い敷地なのですが、どこもこのように非常に手入れされていました。これだけ手入れするのは大変なことだと思います。ボランティアで掃除させてもらえないかな?と思いましたが、防犯上そういったことはできないでしょうね。

離宮5
写真で見るとこじんまりとした印象ですが、実際はとても雄大な景色です。こちらの刈り込みも非常に手がかかっており、以前テレビでその様子が放映されていましたが、プロじゃないととてもできないような様子でした。

今回は概要をご紹介しましたが、次回は気になった意匠などを紹介してみようと思います。




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大徳寺・孤篷庵(こほうあん)へ


昨日は特別公開中の大徳寺孤篷庵(こほうあん)へ行ってきました。孤篷庵はお茶をされている方や、建築に興味がある方はよくご存知だと思いますが、江戸初期に活躍した大名茶人の小堀遠州公の建立したお寺です。今回はこれまでほとんど一般公開されたことのなかった「直入軒(ぢきにゅうけん)」なども公開されるのでぜひ行こうと思っておりました(10月9日まで)。

10時からの拝観開始だったのですが、10時過ぎに行ったらもう既に行列ができていました。建物保護の為、20人程度が一緒になって入るという形式での拝観となっていました。室内を見るという観点ではもう少し少ない人数で見るのが理想的だとは思いますが、そうすると行列が大変なことになってしまうので、ちょうど良い塩梅だったように思いました。

拝観の途中は解説をされる方が一緒に回ってくださるので、特に知識が無くても見所などを教えてくださいます。なお、孤篷庵の内部では写真撮影は一切禁止となっていますので、残念ながら今回は写真はありません。

私は今回初めて孤篷庵の内部に入りましたが、写真では何度も見ていたので、初めて来たという感じがしませんでした。「忘筌(ぼうせん)」では解説を一切聞かず、一人点前座の雰囲気などを確かめておりました。

なお孤篷庵は、当初は大徳寺の「龍光院(りょうこういん)」の中にあったのですが、完成から約20年後(遠州公存命中)に移転されています。また孤篷庵は火災で一度焼失しており、現在の建物は大名茶人としても高名な松平不味公の再建によるものです。

なお今回公開された「山雲床(さんうんじょう、「さんぬんじょう」とも)」は消失前には無かったとされており、龍光院内にある「密庵(みったん)」を模して不味公が作らせたと考えられています。こちらは中には入れず、隣の直入軒から見るようになっていました。

9日までともう日がありませんが、ご興味のある方はぜひ一度行ってみられることをおススメします。私も上手く時間のやりくりができればもう一度行きたいですね。



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倉敷・美観地区へ


先日息抜きとブログのネタ探しを兼ねて倉敷に行ってきましたので、今日はそのご紹介です。こんなことをしていると最近息抜きばかりじゃないですか?と言われてしまいそうですね…

倉敷1 
倉敷には美観地区といってこのように古い町並みが残っている一角があります。この日は最初雨の予報だったのですが、この写真からも分かるようにとても綺麗に晴れてくれました。晴れたのは「私の日頃の行いが良いからです」と言えると良いのですが、まず間違いなく一緒に行ってくださった方の日頃の行いでしょうね。

倉敷3
こんな水辺の風景も綺麗ですね。今回は余り時間が無かったので、それ以外の場所にはほとんどいけませんでしたが、次回はもっと色々回りたいですね。

倉敷からちょっと足を伸ばせば遠州公所縁の頼久寺もありますから、上手く時間調整をして近いうちにまた行ってみたいなと思っています。



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プロフィール

山荘流茶道教室

Author:山荘流茶道教室
京都市東山区にて山荘流の茶道教室を開講しております。
静かな環境で非日常を楽しめる教室を目指しています。

初心者の方から丁寧にお教えいたします。もちろん他の流派を習っていた方やブランクのある方も大歓迎です。

ご興味を持たれた方や習ってみたいなと思われた方は、どうぞ気軽にメールフォームからご連絡ください。

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