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松殿山荘公開の呈茶(2018・春)


またまた随分更新が滞ってしまいました…このところ連日バタバタしておりまして、するべきことが山積みで混乱してしまっております。

さて、今日は先日の松殿山荘の公開の呈茶席の様子をご紹介しようと思います。
点前4
最初、今年の公開の頃は暑くなるだろうと予想して道具組みをしていたのですが、案外暑くならずに助かってくれた反面、少し雰囲気が変わってしまったかな?とも思いました。この写真の道具だけでは余り分かりませんが…

事前のお稽古や準備の関係で早めに道具を決めてしまう必要がありましたので、そういう時はなかなか気をつかいます。今回のように想像通りにいかないこともありますが、もちろん予想通り上手くいくこともあります。

床6
床の様子はこのような感じに。私にしては珍しく、花を軸の正面から外しています。多くの流派では外されることが多いかと思いますが、当流では絵の前に花とする場合、絵の正面に花を入れることが多いです。

軸の長さや花の高さなど色々と考えないといけないので、正面にするのは難しいのですが、必ず正面でないといけない訳でもありません。今回は瀧の側に咲く花を…という風情にしてみようと思ったのでこのようにしてみました。

この写真では全く見えませんが、花はシランとツルウメモドキでした。当家のシランは白っぽいので、余りシランと分かってもらえませんでしたが、花も色々と種類があるので難しいですね…


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初稽古の炭点前


気がつけば2月になり、節分も立春も過ぎてしまいました。また、最近は日も随分長くなったように思います。

さて、先日当教室の初稽古を行いました。喪中でしたので今年は落ち着いた雰囲気にしましたが、取り合わせを考えるのが難しかったですね。

毎回私が炭点前から薄茶までを行いますが、そろそろ生徒さんに点前をしてもらうのも良いかなと思います。ただ、当家の小間は向切なのでまだお稽古されていない方が大半ですので、もうちょっとしてからでしょうね。

この日は寒い日でしたので、炭の火の暖かさがありがたかったですね。手あぶりも置きましたが、やはり炉の火力にはかないません。
炭24

炭点前で難しいのは客ぶりでしょうか。点前の稽古はすることがあっても、客ぶりまでなかなか稽古している余裕がないことがほとんどかと思います。最初は流れを追うのでいっぱいいっぱいだと思いますが、そのうち点前の都合も考えつつ問答などができるようになるでしょう。

また問答の内容も最初は定型文を言うのがやっと…という方も多いでしょうが、慣れてくると自分の言葉で話すことができます。この辺りは慣れも大事かと思いますが、上手な方のをやり取りを聞くのが一番ですね。

それには上手な主客を探さないといけないので、それが一番難しいかもしれません…どちらかだけが上手でも良いのですが、両方が上手であれば一番理想的ですね。まあ、上手な方同士でも合わない方とだとちぐはぐな会話になることもありますので本当に難しいです。





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なんとか終えることができた嵐の中の茶会


随分と更新が滞ってしまいました…ここまで更新が滞ったのは初めてのように思います。先日の茶会の準備などでバタバタしているうちに気が付けば1か月以上経ってしまったという感じです。

さて、先日は嵐の中の茶会でした。もっとも、室内での茶会ですので、雨風に晒されながらというわけではありませんでしたが、準備と片付けの際が大変でしたね。

特に片付けの際は風も強くなり、2度着替えましたが、びしょびしょになりながら片付けをしました。できるだけ道具も濡れないように工夫したのですが、あれだけの風雨にはどうにもならないことも多かったです。

しかも、今回は濃茶席と薄茶席で行いましたので、持っていく道具も多くなかなか大変でした。そんな時に限って台風が来るというのはよほど日頃の行いが悪いのでしょうか....席中では「嵐を呼ぶ男」ですねと言われてしまいましたが、そんなに良いものではありませんね。

私はほとんどずっと濃茶席におりましたので、薄茶席の様子はそう分かりませんが、母などに聞くところによると薄茶席も特に問題なく終わったようですので安心しています。まあ、行き届かないことは多々あったと思いますが、大きな問題もなく終えることができて良かったというのが正直な感想です。

Twitterにも書きましたが、今回は濃茶席を3人で回したり、お稽古を始めて1年足らずの方に「お坊さんだから人前で話すのは慣れているでしょう?」と薄茶席の亭主をお願いしたりとかなり無茶もしましたが、皆さん期待に応えた働きを見せてくださりとても嬉しく思っています。

さすがにお客様も濃茶席を3人で回しているとは想像もされてなかったようで、一席だけその話をしたら大層驚いてられました。薄茶席では「いつもそれくらいでされるのですか?」と聞かれていたようですが、慢性的に人手不足に悩んでいる当流ではよくあることですね。まあ、いつもは濃茶席がありませんのでそこまで困らなかったというところでしょうか。

ただ、一つ残念だったのは全く写真を撮る暇がなかったので(忘れていただけ…)、写真が無く、ブログで紹介できないことでしょうか。まあ、後日お菓子の写真だけは撮れましたのでそちらをご覧ください。
菓子261
近所の鶴屋弦月さんにお願いして、菊のお菓子を作っていただきました。ちょうと旧暦の重陽の節句が近かったのと、会場となった泉涌寺が皇室とのつながりが深いお寺ということから菊のお菓子にしてもらいました。

上手に作ってくださったお菓子屋さんに感謝ですね。




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松殿山荘公開の呈茶(2017・春)


大型連休も終わりですね。色々と楽しいことがあった方も、全く連休どころでなかった方もお疲れ様でした。私は休みは全くないような状況でしたが、なんとか無事に松殿山荘の公開の呈茶席を終えることができました。

今回は珍しく長板を使用したのですが、点前座の写真を撮り忘れてしまいました…実際の成立過程には諸説あるようですが、当流では「長板は台子の天板と柱を取ったもので、侘び人の作為であり余り使用しない」とされていますので、普段は余り使いません。

しかし、点前座の雰囲気を変えてくれるので今回は使ってみましたが、写真を撮り忘れてはいけませんね。代わりに今回入れた花の写真をどうぞ。

花13
余り上手く写真が撮れませんでしたが、実際はもう少し雰囲気良く入れてありました。ヤブデマリを今年のお正月に切った輪無二重切に入れてみました。

板床なので本来は敷板は必要ありませんが、露や湿気で床の板に濡れるのを避ける為に今回は敷板を使用しました。写真を撮る時だけ外しても良かったのですが、板にシミなどがついては困りますからね。

これまで大事に使われてきたのでしょう、大きな傷やシミも無くこれまで伝えられてきていますから、これからもこのままの状態を保てるようにしたいですね。

非常にどうでも良いことですが、今回何の花か尋ねられた方はいらっしゃいましたが、花入にご興味を示された方はほとんどいらっしゃいませんでした。若干寂しい気もしましたが、それだけ花を引き立てる花入だったと自分を慰めておきます。

来年はどんな花入を作ることができるでしょうか?どんな竹に出会えるか今から楽しみです。


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お茶事へ


今日は風が強かったですね。近畿地方では春一番を観測したとのことですが、これですぐに春らしい陽気になるというわけではなく、寒い日を時々挟みつつ暖かくなるわけですから体調管理には十分注意したいですね。

さて、先日お茶事に招かれました。今回でお茶事(私の中で「お茶事」とは炭点前をされる会のことを指しています)に参加するのは3回目で、今回が初めての正客でした。

最初のお茶事は席披きの茶事で、その時は某流派のお家元がお正客で私は次客でした。その次も修復後の席披きの会で、その際はご亭主の方の息子さんの先生が正客で、その時も私は次客でした。

そして、今回初めての正客だったのですが、まあ反省の多い客ぶりでした。今回は裏千家の方がご亭主だったのですが、裏千家の炭点前を拝見するのは2回目くらいだったでしょうか?気がつけば終わっているというような感じで、点前を拝見するのに集中し過ぎてしまいました…

以前から当流などは千家さんに比べて点前の時間が長いと聞いてはおりましたが、ここまで早く終わるとは想像もしておりませんでした。最初にそのようにつまづいてしまい、懐石の際に挽回しようとしたのですが、こちらも挨拶のタイミングなどがつかめず普段の調子が取り戻せませんでした。

そんなことでいつも通りのことができないようではダメですが、これが今の自分の実力ということでしょう。あと2回くらいお茶事の正客をすれば大丈夫だとは思いますが、何分お茶事をされる方が少ないのと、私の交友関係が狭いのでそういった機会もなかなかありません。

まあ、他流の方のお茶事でなければ問題無くできるとは思いますが、それだけでは心もとないですからもっと精進していければと思います。

こんな反省ばかり書いていますが、お茶事は大変楽しい会でとても満足できました。反省ついでにもう一つ反省をするなら、記帳の際と御礼の手紙の字が最悪だったことが気になります…言い訳をすると、先日から左手の手首を痛めたようで、それが影響しているのだと思います。




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茶会のお菓子


明日からまた雪が降り、週末にかけて大雪になるかもしれないということで心配です。個人的には先日の茶会の時に雨は降りましたが、雪が積もることが無くホッとしていますが、今週末も各地で茶会が催されると思いますので、ご亭主の方は心配なことでしょう。

さて、今日は先日の茶会の時のお菓子のご紹介を。
菓子239
今回のお菓子も当ブログではおなじみの亀廣保さんにお願いしました。右側の雪輪と左の種合わせは根引松ですね。今日は珍しく「どうしてこのお菓子にしたのか?」ということについて書いてみようと思います。

まず、今回の茶会の日が2月5日で、旧暦では1月9日で、立春の翌日ということを覚えておいてください。

古来、新春に降る雪というのは豊作の象徴で、おめでたいことであったと言われています。万葉集にも

新しき(あらたしき) 年の初めの 初春の
今日降る雪の いや重け(しけ)吉事(よごと)  (大伴家持) 

という歌が残されています。「いや重け吉事」というのは、「ますます重なれ良い事が」といった意味だそうです。

そんなことから、立春の翌日ではありますが今年が来られたお客さまや私達にとって良い年になるようにという思いを込めさせていただきました。とはいうものの、実はこの万葉集の和歌を知ったのはお菓子を注文してからでした。

ちょうど、私が購読している雑誌『月刊遠州』に毎月文様についての連載があるのですが、2月号の内容が「雪輪」だったのです。その中でこの和歌のことなどが紹介されておりましたので、これはそのことについて話さねばと思いました。実際、和歌の内容にまで踏み込んで話すことはほとんどなかったですが、良い勉強をさせていただきました。

根引松は、茶会の翌日が今年最初の「子(ね)の日」だったので(旧暦では)、このお菓子にしてみました。というのも平安時代には、新年最初の子の日に小松を引いたり、若菜を摘む習わしがあったそうです。

現在では、子松引きをする人はほとんどいらっしゃらないと思いますが、京都の古いお家ではこの根引松をお正月の際に門松として飾ってられるところもありますね。

そんな感じで今回は立春の翌日ということもあり、少しおめでたい雰囲気のお菓子にしてみました。




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なんとか終えられた茶会


立春を過ぎましたが、明日から週末にかけて寒くなるそうですね。インフルエンザも警報レベルの流行ということですから体調管理には気をつけたいですね。私は茶会が終わってちょっとホッとしているところですからより一層注意しないといけませんね。

さて、昨日東福寺退耕庵にて月釜の当番を務めさせていただきました。今回が私にとって初めての月釜の当番でした。自宅や松殿山荘では数えるのが面倒な程は茶会をしておりますが、場所が変わると随分と勝手も変わり苦労しました。

また、松殿山荘の公開の際の呈茶席とは違い、今回の月釜は基本的には年間会員の方ばかりが来られます。そうするとお客さまは茶席慣れした方ばかりということで、そういう面で点前される方は緊張されたことと思います。

私は特に緊張することはなかったのですが、急遽変更しないといけないことが多く普段では考えられない忘れ物をしてしまい焦りました。まあ、なんとか乗り越えられたので良かったのですが、気を付けないといけませんね。

それを見てお手伝いに来られていた方は、「普通どうにもならないところを何事もなかったかのように乗り切るのは凄い」と感心されていましたが、そんなことではない部分で関心されるように頑張らないといけませんね。

床4
今回の床です。(なお、東福寺退耕庵は『写真撮影禁止』です。この写真は許可を得て撮影しています)

普段から使用している部屋の場合、床の高さや壁の色、全体の雰囲気などが分かっているので、掛ける軸も考えやすいのですが、初めてのところは難しいですね。まあ、今回は想像していた軸ですんなり決まったので良かったのですが。

とりあえず、大きな問題も無く何とか終えることができてホッとしています。これも東福寺退耕庵や月釜の世話役の方々、お客様、流儀や社中の方、そして母に助けていただいたからです。本当にありがたいことでした。




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初釜を終えて


気がつけば1月も2週目ですね。年末から毎日慌ただしく過ごしており、あっという間に時間が過ぎていきます。

そんな毎日ですが、本日なんとか無事に当教室の初釜を終えることができました。昨年は諸事情により、初釜を行うことができませんでしたが、今年はなんとか無事に行うことができてホッとしています。

昔、母が中心になって教えていた時は母が初釜をしておりましたが、私が中心になって教えるようになってから初めての初釜ですので、非常に感慨深い会となりました。

詳しい内容や写真などは明日以降にさせていただこうと思っていますが、明日は明日で友人やお世話になっている方との新年会があります。来週はお茶会に招かれており東京まで行ってきますが、午前中に別の予定を京都で済ませ、新幹線で東京へ向かいその日の内には京都に戻らないといけません。

そうこうしている内に来月の茶会が迫ってきておりますし、それが終わればお茶事に行かせていただきます。そんな話を今日の初釜でしておりましたら、生徒さんに体調を心配されました。

確かに結構な過密日程ですので、体調管理には気を付けつつ、頑張っていきたいです。もちろん、行事だけでなく、日々のお稽古も大事にしていきたいと思っています。



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松殿山荘公開の呈茶(2016・秋)


今日は「小雪」、暦通り関東では明日から週末にかけて雪が降るところもあるようですね。そんなに寒くなるなら体調を崩さないように注意しないといけないですね。

さて、今日は先日の松殿山荘の公開について書いてみようと思います。
山荘8
今回の公開は雨の予報もありましたが、そう大きく崩れることもなかったので助かりました。寒くなるかな?と心配しておりましたが、過ごしやすい気温でした。

紅葉はご覧のように綺麗でしたが、ある方には「まだ少し早いですね」と言われました。個人的には緑の部分や黄色の部分があるから赤が引き立つように思いますので、これくらいが一番の見頃かな?と思います。まあ、こればかりはそれぞれ好みがありますね。

毎回来られた方から色々と貴重なご意見をいただくのですが、今回も色々とお聞かせいただきました。「もっと大々的に宣伝して大勢の方に来ていただいたらどうですか?」というのは毎回言われるのですが、先日の報道にもあったように文化財に液体を撒いたりするような人もいますので、大勢の人が押し掛けるのも困る部分もあります。

ここ数年私は呈茶席にずっとおりますので呈茶席でのお話がほとんどになりますが、そちらでも色々とご意見をいただきます。今回気になったのは、「普通~ですが」と言われることです。

当流は、習われている方の多い千家さんなどとは作法など様々な面で異なることがあります。そのことについては十分理解しておりますが、「普通」と言われると当流のやり方が間違っているように聞こえることもあります。

多くの場合、そのようなことは思っていらっしゃらず悪気なく仰っていると思いますが、中には随分トゲのある言い方をされる方もいらっしゃいます。点前などを見れば色々と違うこともあるので当然作法も違うだろうと考えてくださる方がほとんどですが…

またそういうトゲのある言葉を仰る方は、ご本人は聞こえないように仰っているつもりなのでしょうが、結構大きな声で話されています。そう大きくない声でも私は耳が良いのか聞こえてしまいます。まあ、参考意見として聞くので私にとっては良いのですが、客側の作法には反しますね。

随分愚痴っぽくなってしまったので、今日はこの辺りで。客側の作法と言えば、先日行ってきた茶会でも思うことがありましたので、またの機会に書いてみようと思います。




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先日の茶事のお菓子


今日も暑かったですね。それでもこの時間になると涼しい風が吹いてきてだいぶ過ごしやすくなります。

さて今日は先日の茶事の際のお菓子をご紹介しようと思います。
菓子199
今回も亀末廣さんのお菓子で、観世水の薯蕷(じょうよ)饅頭です。この器に盛ったのですが、この写真ではどんなお菓子かちょっと分かりにくいですね。

菓子198
大きく写った写真ではこんな感じです。以前、「皿をなんとかした方が…」というご意見をいただきましたが、同じ器で写真を撮り続けると大体のお菓子の大きさが推定できるのでは?と思っていますので、当面はこの方法で写真を撮ろうと思っています。

お菓子屋さんとしては器にもこだわって写真を撮って欲しいと思われているかもしれませんが、地味な器にすることでかえってお菓子の様子が分かりやすくて良いと思われているかもしれません。

この辺りは取り合わせを考える時も同じだろうと思います。器を主役にしたいこともあるでしょうし、反対にお菓子を主役にすることもあるでしょう。また、それぞれの良い面を引き出そうとすることもできるかと思います。

自分の感性を信じて、それぞれがより良く見えるように考えることが大事だと思います。まあ、それが難しいのですが…

菓子200
干菓子は今回は亀廣保さんのお菓子にしました。蛍を1匹だけ飛ばしましたが、今頃ならもう少し多くしても良かったかもしれませんね。この1匹の蛍を誰が取るかは、早い者勝ちですね。なお、今回はとりあえず皆さん遠慮されて、最後正客まで器を戻してそこで正客が取られました。

そうすると器の拝見もしやすいので、なかなか良い方法だと思いました。これも当流では「必ずこうすべき」というものはありませんので、その場に応じた方法を客全員で瞬時に判断してすることが求められます。

これが面白いところで、かつ非常に難しいところですね。まあ、間違えたところで命をとられる時代ではありませんので、気楽に考えて、どうすると良いか?ということを自分なりに考えるのも大事なことかな?と思います。色々と経験することで上手になりますし、上手な人の方法を見ることも大事ですね。




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今回の焼物


昨日、小指の爪の際を蚊に刺されてしまいました。こんな場所をよく刺すなと感心しましたが、まあそのかゆいこと!刺したと思われる蚊を見つけた時にはかなりの恨みを込めてたたきました。この程度のことで「恨み」だなんて修業が足りませんね。

さて、今日は先日から会席のご紹介の続きで焼物を。
焼物2
一つ取っていただいてから写真を撮ったので盛り付けが崩れていますが…鰆(さわら)の塩焼きです。

今回も焼物は友人の料理人に作ってもらいましたが、前回に続き大きさなどがイマイチ上手く伝わっていなかったようです。分かりやすく伝えているはずなのですが…そこが気に入らないのであれば自分で作れば良いのでしょうが、家では魚を焼きにくいので…

家でもっと気楽に魚が焼けると良いのですが、父が魚嫌いで焼いた日は「臭いが…」と文句を言いますので、母が避けています。まあ、そのお蔭というわけではありませんが、色々と工夫するようになり、料理人の友人も驚くような方法を編み出すことができました。

これで、会席における一汁(味噌汁)三菜(向付、煮物、焼物)が終わりです。つまり、この後に出てくる料理は全て酒の肴ということです(香の物を除く)。しかし、何度も書いているように思いますが、茶事というのはあくまでもお茶を飲むことが最大の目的ですから、余りたくさんの料理やお酒を出すことは避けた方が良いと私は思います。

人を招くのに余りに質素な料理を出すのも…と思われるのだろうとは思いますが、お腹いっぱいになり過ぎると後が大変ですからね。もう入らないと思っているのに大きなお菓子が出て閉口することもあるようです。幸い、私はそんな目にあったことはありませんが。

何事も「過ぎたるは猶及ばざるが如し」ですね。





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今回の煮物


今日の京都は昼過ぎから雨という予報ですが、確かにだんだんと曇ってきました。ちょっと前までの週間天気予報ではしばらくは「晴れ」という予報でしたので、もう少し先日の茶会で使った道具も乾かせると思っていましたが、そうもいかないようです。

さて今日も先日の茶事での会席の様子をご紹介しようと思います。今日は煮物です。
煮物4
煮物についても詳しくは以前の記事をご参照ください

今回はいつもの真薯(しんじょ)ではなく、ボタン鱧にしてみました。写真ではニンジンや三つ葉などが崩れてしまっていますが、本当はもう少し形良く盛るつもりでした。

今回もいつも通り真薯にしようと魚のすり身を買いに行ったのですが、行くのが遅れて店じまいされていました。そこで生の鱧(骨切り済のもの)を買って作ってみました。今回初めて作ったので上手くできるか心配でしたが、まあどうにか形にはなったかと思います。

しかし、切るときに大きいかな?と心配しましたが、出来上がってみると少し小さくなってしまったのが今後の課題ですね。また、湯に通す時間はもう少し試行錯誤が必要かもしれません。まあ、いつでも作れるものではありませんので、どこかで機会を見つけて挑戦してみようと思います。




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今回の向付(むこうづけ)


先日から夏に向けて部屋の模様替えをしています。本などの資料が多くて仕方がない部分もありますが、さすがに今のままでは使いにくいので、なんとか使いやすい部屋になるように頑張っています。上手く整理できると良いのですが…

さて今日は先日の茶事における会席の向付をご紹介しようと思います。向付については以前の記事で解説しておりますので、そちらをご覧ください
向付4

今回は鯛の昆布〆めにしました。上に乗せたのは菊花で、付け合わせは大葉とアオメです。前回はハマチでしたので、もう少し赤味がかった色でしたね。とはいえ今回も予定より赤くなってしまいましたが…

なお、当初はイサキを一塩にでもしようかと思っていましたが、イサキがなかったので鯛になりました。鯛になると当家ではいつも昆布〆めになりますが、昆布〆めは母の担当です。一塩は私がすることが多く、調理方法で担当が変わります。

器は今回は萩焼のものを使いましたが、何の形なのかで議論がありました。貝という説、蕪という説、何の形とかを気にせず片口として使うなど色々な考えがあって面白かったです。まあ、使う時期によって都合の良いものに見立てれば良いのでしょうね。

今回、盛り付けは細切り(そんなに細くありませんが)にしてありますので、杉なりに盛ってみました。この雰囲気なら以前の伊万里の器でも良かったかもしれませんね。器との取り合わせは難しいです。普段から慣れていれば違うのでしょうが、普段からわざわざ会席の器は使わないですからね…

それでも日々精進しないといけませんね。頑張らねば!




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今年の振り返り(茶事・茶会編)


先日今年最後のお茶会へ行き、翌日は今年最後のお稽古と慌しい日々を送らせていただいております。お陰様で今年の予定は全てなんとか無事(一部「無事」とは言えないこともありましたが…)に終えることができホッとしております。とはいえ、年末の準備などがまだまだ残っておりますので、焦るばかりの今日この頃です。

今年は色々な茶会に参会し、また自分でもこれまでよりも多くの茶事・茶会を催しました。中でも印象に残っているのは、普段私が大変お世話になっており、またその方のご先祖に私の先祖がこれまた大変お世話になったという方を招いてさせていただきましたお茶事や、大徳寺孤篷庵でされた茶会に参会させていただいたこと初めてお茶事に招かれたこと、一客一亭の会(亭主一人、客一人の茶会)に招かれたことなどでしょうか。

他にも色々と印象に残っていることはありますが、随分内容の濃い1年でしたので、とても全てを書くことはできません。そういえば今年は初めて自宅や松殿山荘以外の場所でも茶会を開いた年となりました。

総じて非常に良い一年でしたが、残念なこと、心残りなことも色々とありました。5年程続けて行かせていただいていた茶会に行けなかったことや、人身事故のせいで大幅に遅刻したことなどは悔しい思い出です。

人身事故による遅刻はつい先日のことですが、かなり余裕を持って出かけたのですが判断の迷いがいけませんでしたね。運転見合わせとなっている時点で別の電車に変更すれば良かったのですが、「運転再開しました」との案内で変更しなかったのが間違いでしたね。

久しぶりに人身事故による足止めに遭遇しましたが、何も茶会に行く時にしなくても…と自分の日頃の行いの悪さを恨みました。ご亭主の方には大変なご迷惑をお掛けしてしまい申し訳ないことでした。

来年もまた色々なことがあるでしょうし、様々な方に出会うのでしょう。今から色々と楽しみですが、遅刻は無いようにしたいですね。




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今回の焼物


いよいよ松殿山荘の公開が週末に迫ってきました。なんとか道具の取り合わせはほとんど済ませることができましたが、まだ少し決まっていない道具がありますのでもう少し考えないといけません。

さて今日は先日の茶事の際の食事の最終回、焼物編です。
焼物1
今回は鰆(サワラ)の幽庵(ゆうあん)焼きにしました。実はこの幽庵焼きは料理人の友人に作ってもらったのですが、大きさを勘違いしたらしく大きめになってしまいました。味は非常に良かったので、ちょっと大きい方が良かったかもしれませんね。

幽庵焼きというのは、「幽庵地」と呼ばれるタレに漬け込んで焼いたもので、江戸時代に幽庵という方が考えたとされています。当家ではこういった浸けダレを使う料理は、最後に残ったタレが勿体無く感じてしまうのでほとんど作りませんでした。

そんなことから、今回は友人に手伝ってもらいました。友人も常に手が足りない中で料理をしているので、普段はできるだけ時間の掛からない料理が多くなってしまうらしく、こういった機会に新しい料理にも挑戦できるのは良い経験になるとのことでした。

なお、通常茶席で出される会席(懐石)では食べられないものは出さないことが多いのですが、今回は器が白かったので汚れないよう柿の葉を下に敷きました。料亭などで出される場合は食べられない飾りなども使われますね。

さてここまで会席での一汁三菜を見て参りましたが、これ以外には八寸と呼ばれる酒の肴(2~3種)、香物(お漬物)、お湯を出すのですが、こちらは写真を撮り忘れたので省略します。またさらに、進肴(しいざかな、預け鉢とも)と呼ばれる肴を出すこともありますが、余りたくさん出し過ぎるのも考え物です。

とはいえ、今はこのように会席を供してもてなすことが減っているので、ついあれこれと出してしまうことが多いようです。しかし、余り満腹になってしまうと後で眠くなってしまいますからね…多すぎるということの無いようにしたいものですね。作る方も余りたくさん作るのは大変ですし(私だけでしょうか?)。

ちょっと長くなってしまいましたが、これで今回の会席のご紹介は終了です。次回はお菓子のご紹介か別のものにしようか考え中です。何はともあれ、週末の公開を無事に済ます為に取り合わせを決めてしまわないと!




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プロフィール

山荘流茶道教室

Author:山荘流茶道教室
京都市東山区にて山荘流の茶道教室を開講しております。
静かな環境で非日常を楽しめる教室を目指しています。

初心者の方から丁寧にお教えいたします。もちろん他の流派を習っていた方やブランクのある方も大歓迎です。

ご興味を持たれた方や習ってみたいなと思われた方は、どうぞ気軽にメールフォームからご連絡ください。

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