道具の扱いについて
昨日は凄い雨でしたね。日中は雷もすごかったようで、自宅では一瞬電圧が不安定になったのか蛍光灯が数秒暗くなったそうです。落雷は電子機器に影響を及ぼすこともあるので注意したいですね。
さて、今日は茶道具の扱いについて少し書いてみたいと思います。茶道を習っている方でも、教室で道具の扱いを丁寧に教えてもらうことは少ないかもしれません。点前のことや作法については大抵の教室で教えてられると思いますが、様々な道具の扱いを教えるというのはなかなか大変です。
「いやいや、扱いなんか当然教えてもらっていますよ」と思われる方もいらっしゃると思いますが、茶碗や茶器の扱いは分かっても掛け軸や風炉釜などの道具の出し方しまい方まで自信を持ってできるという方は少ないのではないでしょうか。
自分でも道具を持って、自宅でも稽古されている方にはそういった道具の扱いもしっかりと教えることが重要ですし、習われている方からも色々と質問されることと思います。しかし、「お茶の稽古は教室のみ」という方にとってはなかなか道具の扱いという部分まで興味が向かないということもあるかと思います。
特に習い始めて間もない頃は点前などを覚えるのに必死で、それ以外のことは頭に入らないということもあるでしょう。慣れてきたところでそういった道具の扱いなども考えられるようになると良いのですが、新しい点前を覚えることに楽しみを見出す方が多いように思います。
最近では「そのまま道具の扱いに目を向けることなく先生になる方も少なくないのでは?」と思うことがあります。実際に茶会などでびっくりするような光景を目にすることもありますし、すごい話を聞くこともあります。
確かに茶道では使う道具も様々ですから、そういった道具全ての扱いを茶道を習う方全員が知る必要があるとは思いません。しかし、なるべく早い段階から身近な道具の扱いには興味を持って、道具によって扱う際の注意が色々とあるんだなと知ることも大事なのではないかと思います。
教える方もなかなか手間がかかりますが、面倒くさがらずにしっかりと伝えていければと思っています。まあそのためには教える本人が日頃からきっちりと道具を扱うことが一番大事なのですが…こちらも面倒くさがらずに頑張りたいと思います。
そういえば、先日始めたTwitterですが、早速フォローしてくださった方がいらっしゃいました。ありがたいことです。ただ、余り使い方を理解しておらず失礼なこともあるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
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