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最近の薄茶の点て方


いよいよ今日で7月も終わりですね。この数日暑い日が続いていますが、来週は少し暑さも和らぐかも…との週間天気で少し安心しています。

先日、0.01グラム単位で計測できるはかりを買いました。というのも、お茶を点てる際に自分は一体何グラムのお茶を入れているのだろう?そしてそれはいつも一定なのだろうか?ということがふと疑問に思ったからです。

量ってみると、自作の茶杓であれば常にほぼ0.8グラム前後であることが分かりました。昔はもう少し多かったと思いますが、最近はこれくらいに落ち着いているように思います。と言っても量ったのは今回が初めてですが。

お湯は大体60㏄程でした。これも昔より少し減っているかと思いますが、量の一定性は昔よりも高まっていると思います。慣れない内は、茶碗に入ったお茶やお湯の量を基準に考えてしまいますが、それでは安定しません。

茶碗が変われば見た雰囲気も大きく異なりますから、見た目に頼ると量はバラバラになります。もちろん、その時の状況に応じて量を変えることも必要だと思いますが、常に一定の水準のお茶が点てられることも必要だと思います。

また自分なりの基準も持っていれば、そこから調整するのもしやすいように思います。そういった意味では、常に同じ量のお茶やお湯を感じることができるというのは大事なことと言えるでしょう。

少し想定と話が逸れそうなので元に戻しましょう。現在、色々なところで薄茶を点てるには1.5~2グラムのお茶に、70~80㏄のお湯が必要と言われていることが多いように思いますが、それと比べると私のお茶は薄目ということになりますね。

しかし、お茶の味も様々、点てる人の腕も様々、そして好みも様々である以上、「これがベスト!」というものはありません。泡をしっかり立ててクリーミーなお茶にしたい場合は濃い目の方が泡立ちは良いでしょう(腕があれば薄目であってもクリーミーな泡を楽しむことはできますが)。

私のお茶が薄目になったのは、美味しいお茶との出会いもあるでしょうし、美味しい干菓子との出会いも大きいと思います。最近のお茶会などでは薄茶であっても生菓子が出されることが多いですが、私は干菓子と優しい味の薄茶の組み合わせが今は気に入っています。

昔はよく生菓子と薄茶を出すような場所(宇治の市営茶室「対鳳庵」など)でお茶を点てていましたが、最近はそういう機会がほとんど無くなりました。代わりに自宅での茶事など、私がお茶もお菓子も決められる状況でお茶を点てることがほとんどになりましたので、お茶の点て方も変化してきたのだろうと思います。

なかなか自分なりの方法を見つけるのは難しいですが、皆様も色々と工夫されては如何でしょうか?

菓子206
随分前に写真だけ撮って紹介し忘れていたお菓子。「花子(はなご)」さんのお菓子で、銘は忘れてしまいましたが、アジサイのお菓子ですね。風流な銘がついていた気がするのですが、結構前のことですから全然思い出せません。





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濃茶に悪戦苦闘


もうすぐ3月も終わりですね。このままではあっという間にゴールデンウィークになってしまいそうで心配です。山荘の公開の前に、当家で茶会もする予定ですが、準備など大丈夫でしょうか…まあ、頑張るしかありませんね。

さて、今日は久しぶりにお茶のこと、それも濃茶のことについて書いてみようと思います。現在、当教室では濃茶の稽古を始められた方が何人かいらっしゃいますが、皆さま濃茶を点てるのに苦労されています。
濃茶27
この写真は生徒さんの点てた濃茶です。ダマも無く、濃すぎることもなく上手に点てられていますね。もう少し濃い方が好きだと仰る方もいらっしゃると思いますが、個人的にはこれくらいが飲みやすくて良いように思います。

最初はどうしても苦労すると思いますが、慣れてくるとある程度コツがつかめてきます。どれくらいでコツがつかめるかは人それぞれでしょうが、毎日濃茶を点て続ければ2週間もあれば十分ではないでしょうか?

毎日続けるというのは難しいかもしれませんが、2日に1回でも良いですので余り間隔をあけずに点てることが一番の方法だと思います。どうしても間隔があいてしまうと忘れてしまいますからね…

点前の稽古だと色々と道具も出さないといけないので大変かもしれませんが、お茶を点てるだけですから、茶碗と茶筅とお茶にお湯があればそれだけで十分です。とはいえ、なかなかそう思えないかもしれません。

これだけでは、余りにも当たり前のことしか書いていないので、最後に私なりのコツを書いてみましょう。

・お湯を注ぐ時に直接お茶にお湯が当たらないようにする
・ダマを潰すだけでなく、茶碗の底にお茶がこびりつかないように気をつける
・茶筅は余り細かく動かさず、大きく動かす


細かなことを書くともっとたくさんありますが、文章にしやすいものではこんなところでしょうか。こればかりは最後は自分で会得していくしかありませんので、頑張ってお稽古するしかありませんね。





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続・薄茶の点て方について


今日から12月ですね。月日が経つのは早いものですね…年賀状の用意をしないといけませんが、他にもしないといけないことは一杯です。頑張らないと!

さて今日は先日の薄茶の点て方についての続きです。どうして今回このような記事を書いたかと申しますと、先日のお稽古の際に「どうして私の点てるお茶と先生の点てるお茶ではこんなに味が違うのですか?」と質問されて、色々と実験をしてみたからです。

どんな実験かと言いますと、まず茶筅をほとんど振らずに、お茶とお湯をダマができないように混ぜただけの状態で飲んでみました。そうすると「薄い味」と言いましょうか、なんとなくはっきりとしない味で物足りなく感じました。

反対に茶筅を長く振ると、苦味や雑味が感じられるようになり、正直私は美味しくないと思いました。初心者の方は、どうしても泡がたたないということで長く茶筅を振る傾向がありますが、そうするとお湯も冷めてしまいますし、味も落ちるように思います。

ただ、難しいのは茶筅を振る時間だけが味を変化させる要因かというとそうでも無いことです。これはまだ実験をしていないので分かりませんが、茶筅を大きく振るか細かく振るかによっても味が変わるのではないか?と思っています。

自分の点て方というのはもうある程度確立していますが、生徒さんに教える時には具体的な助言ができた方が良いでしょうし、自分の知らなかったことが分かってさらに美味しいお茶が点てられるようになれば良いですから、これからもこういった実験は続けていこうと思っています。

なお、今回の味の感想は完全に私の主観によるものです(生徒さんも同じ感想ではありましたが)。またお使いになるお茶や水などによっても大きく結果は変わってくると思います。どうぞご自身でも色々とお試しになっては如何でしょうか?

菓子160
ちょっとご紹介が遅くなりましたが、亀廣保さんの干菓子です。薄茶のときはやっぱり綺麗な干菓子が一番だと私は思います。




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薄茶の点て方について


もうすぐ11月も終わり、今年も残すところわずかとなりましたね。そのせいか最近はまた忙しい日々です。忙しい時にはよく「猫の手も借りたい」と言いますが、あれは猫好きの私にとっては、猫と遊んでもらおうと必死になりかえって仕事がはかどらないように思います。

いつもながらどうでもいいことばかり書いてしまいますね。さて気を取り直して、今日は薄茶の点て方について思うことを書いてみようと思います。

薄茶はお茶をされていない方も、お茶をされている方にとっても「抹茶」と聞くとまず思い浮かべるものだと思います。
薄茶7
これですね。この薄茶はかなり泡をたてましたが、流派によってはここまで泡をたてないところも多いかと思います。ちゃんと聞いた訳ではありませんので実際のところはどうなのかは知りませんが、表千家では「三日月状に液面の部分を残すのが良い」と何かで読みました。

薄茶8
このような感じでしょうか?どちらが良いということは無く、お茶との相性やその日の気分など、まあ「好み」と言った方が良いかもしれません。

一般的には薄茶というと上の泡の細かいものをイメージされるのだろうと思いますので、そういったイメージをお持ちの方には下の写真のような薄茶が出てくると、「余り上手でない人が点てたのかな?」と思われることもあるでしょう。

そういったことから、元はそこまで泡をたてなかった流派でも上の写真のように細かな泡をたてるようになった流派もあるかと思います。実際、当流では両方の写真の間くらいの泡で良いのですが、上の写真のように泡をたてる方が多いですね。

しかし、どちらの点て方にもそれぞれの味がありますので、それは自分である程度納得して点てられた方が良いようには思います。詳しい話はまた次回にでも書いてみようと思います。





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今日のお茶(柳桜園さん)


先日散髪に行ったのですが、お店の人に「寝不足ですか?」と言われてしまいました。なんでも寝不足は頭皮にも表れるそうで、私の頭皮もそのような状態だったそうです。その瞬間「早く寝よう」と心に誓ったことは言うまでもありません。

実際このところは忙しく、調べ物なども多かった為に寝るのが遅くなってしまうことがよくありました。ブログの更新も滞り、庭掃除も不十分で色々なことが気になり、ストレスも溜まっていたかもしれません。そんな状況では確かに頭皮には良くないでしょうね…

これからはもう少し健康的で穏やかに生活できるよう努力しようと思います。落ち着いていない状況では良いお茶はできないですからね。それにやはり髪のことも心配ですし(笑)

前置きが随分長くなってしまいましたが、今日は先日から使わせていただいているお茶のご紹介です。
茶35
柳桜園さんの「峰の白」です。最近はこれまで普段飲んでいた「錦上の昔」(濃茶)、「雅の白」(薄茶)以外のお茶も試してみよう!ということで色々と買うようにしています。今回買った缶で、今日飲んだお茶に関して言うと、柳桜園さんのお茶にしては苦味があるように思いました。

ただ、お茶の飲み比べの難しいところは(お茶だけに限らないでしょうが)、同じ銘柄でも買った缶による味の違いや点て方による味の違いがあるということです。それ以外にも飲む側の体調や気分による受け止め方の違いなどもありますので、客観的に比較するというのは非常に難しいと思います。

分量を同じにすることはできても、点て方を同じにすることは不可能に近いように思います。では混ぜない(点てない)状態で飲み比べれば良いのでは?とも考えましたが、実際に飲む際は点てて飲みますのでそれでは余り意味が無いようにも思えます。

考えればキリが無いのですが、やはり自分でも美味しいお茶が飲みたいですし、美味しいお茶をお出ししたいので今後も色々と工夫していければと思っています。




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昔のお茶の価格


今日の朝、家の前をいつものように掃除していると「犬のなんとか」が落ちていました。先日は空き缶と煙草の空き箱が一緒になって置いてありました。ごみなどは持ち帰るということ位は当たり前のこととしてして欲しいですね。

朝から汚いことで申し訳ないですが、ちょっとショックだったので書かずにはいられませんでした。さて気を取り直していきましょう。今日は先日書類の整理をしていた時に出てきた昔のお茶の価格表について書いてみようと思います。

茶34
「拾匁(10もんめ)値段」というのが見えますね。昔はグラムでなく、「匁」で量を表していたのですね。なお、10匁というのは37.5グラムです。今でも多くのお店で30グラムや40グラム単位でお茶を販売されているのはこの名残と言われています。

なおこの価格表は昭和初期のもの(昭和5年頃か?)なのですが、約40グラムで一番高いお茶が1円30銭だったのですね。他のお店が当時どのくらいの価格か分かりませんが、当時の1円が今の2,000円位と仮定しますと、2,600円となります。最高品質の濃茶が37.5グラムで2,600円なら安いと言えるかもしれませんね。

ただ、当時は所得格差が今よりも大きかったでしょうから、庶民には高いものだったのでしょう。しかし、今その値段(1円30銭)でお茶が買えればありがたいですね。

なお当流の流祖高谷宗範は、濃茶は「君が代」、薄茶は「司の白」を好んで使っていたようです。当時はどんな味だったのでしょうね。ただ、産地の味の特色などから恐らく私の好みとは違ったように想像しています。





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今日のお茶(柳桜園さん)


随分涼しくなりましたね。とは言っても日中はまだ陽射しがきついですが、かなり過ごしやすくなりました。もう秋の気配があちこちに感じられますね。

さて今日はお茶の紹介を。
茶32
いつもの柳桜園さんのお茶です。やはりこちらのお茶が一番私の好みに合っていますし、私の点て方とも相性が良いように思います。

茶33
今回は「祝の白」というお茶にしてみました。先日、お茶事にお招きしていただいた際はこちらのお茶を持っていかせていただきました。茶席披きのお祝いの席でしたので、ぴったりな銘ですね。

さて柳桜園さんではほとんどの濃茶用のお茶は「○○の昔」という銘がついていますが、こちらは珍しく「白」です。なお薄茶は「○○の白」という銘がつけられています。

今では濃茶も薄茶も銘がついていますが、最初は濃茶のみに銘がつけられていたと言われています。また「昔」というのは遠州公が古い(「昔」)製法のお茶を使用したことから採ったという説や、21日(廿一日、八十八夜前後の21日間の前半・後半に葉を摘んだもの)からきたとする説(20日とする説もあります)などがあります。

それに対して「白」というのは「白」っぽく見えるお茶ということからきているとのことです。古くは白っぽく見える製法で作られていたものが、織部が緑色が濃いお茶を好んだことからそちらの製法にある時期変わったと言われています。ただこの緑色が濃い製法のお茶は味がイマイチで、遠州公が「白」っぽい「昔」の製法に戻されたとのこと。

まあ、400年程前のことですからはっきりとしたことは分かりませんね。それでも今では多くのお店で「○○の昔」とか「○○の白」といった銘のお茶が売られています。

元々は濃茶だけのものであった茶銘も今では薄茶にもつけられ、お店によっては濃茶用のお茶と薄茶用のお茶を区別する為のものになっているというのも面白いですね。でも確かに一目でどのお茶が濃茶用か?ということが分かると便利ですね。



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濃茶について


2日続けて雨が降ってくれましたので少し気温が下がりましたね。朝はもう秋の虫が鳴いていました。このまま一雨毎に秋が近づいてくれると嬉しいのですが…

さて今日は当流の濃茶の際のお茶の量について書いてみようと思います。
濃茶26
これは先日ご紹介した星野園さんの「白授」というお茶です。粉の状態でも少し白いのが分かりますね。

この写真の量で一人前位でしょうか。その時の状況などによっても変わりますが、だいたいこれくらいの量と思っていただければ良いかと思います。単純に考えれば3人分になればこの3倍ということになりますが、人数によって多少濃さなどを変えますので多少異なります。

ただ、この量が他の流派の方(特に千家さんですかね)から見ると多いらしく、「そんなに入れるんですか?」と言われます。確かに当流の年配の方は薄茶がだいぶ濃い目かな?と思うことがあります。しかし、濃茶はそこまで濃いとも思いませんが、これは慣れてしまっているからでしょうね。

しかし、私は薄茶は当流の他の方よりももう少し「薄めで少なめ」の方が好みですので、そのように点てています。もっともお茶の味などによっても変えますので絶対というわけではありません。

少し話が逸れましたが、濃茶の場合、私は1人分ならお茶の量を多めにすることが多いです。2人分や3人分の場合は自分の中での「標準」の濃さと量にして、4、5人分では少し薄めにします。これは飲む時間を考えてのことです。

というのも濃茶は1碗のお茶を飲みまわしする為、5人で飲む場合は最後の方が飲むまでに結構時間がかかってしまいます。そうすると段々と詰まってきて飲みにくくなるので、少し薄めにするのです。特にお客さまが慣れていない方になると余計時間がかかりますから、さらに薄くすることもあります。

慣れた方でもゆっくりと飲まれる方もいらっしゃいますが、当流ではそういったことは避けます。急ぐ必要までは無いですが、のんびりと飲むことはいけないという旨のことが当流の古書にも見えております。

この辺りは実際に体験すると良くお分かりになっていただけると思います。



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今日のお茶(星野園さん)


今日は変な夢では無く、蚊に起こされました…私はどうやら蚊に好かれるらしく、他の人が刺されていなくても私だけ刺されていることが随分ありました。

さて今日はちょっと珍しいお茶のご紹介を。
濃茶25
この写真だけではちょっと分かりにくいかもしれませんね。
濃茶24
こちらは同じお店の普通のお茶です。

見比べてみると随分色が違うのがお分かりになるかと思います。上の写真のお茶が今回ご紹介するお茶、星野園さんの「白授」です。なんでも「露地栽培(被覆をしない)でも、旨みが強い幻の品種『白茶』を使った抹茶」とのこと。

値段は濃茶用のお茶と同じでしたので、この写真のように濃茶として飲みましたが、個人的には、苦味が強く濃茶には向いていないように思いました。この辺りは好みや水との相性がありますが、他の星野園さんのお茶では感じることが無い苦味でした。

クリーミーでまろやか、そして爽やかなという売り込みでしたが、私の好みとはちょっと違いました。なお薄茶としても飲んでみましたが、薄茶でも苦味が気になりました。当流の薄茶は「濃い・多い」と言われることが時々ありますが、あの濃さでは無く、もう少し薄めで少なめにすれば良いのかもしれませんね。

まだこのお茶に慣れていないので相性の良い点て方を見つけられていないということも大きいでしょう。しかし、個人的には「普通」のお茶の方が色も綺麗だと思いますので、今後は「普通」のお茶を注文することになりそうです。




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今日のお茶(柳桜園さん)


いくら夏とは言え、最近非常に暑いですね。京都ではすでに13日も猛暑日があったとのこと。先日はなんと39度まで上がったようです。さすがにここまで暑いと夏が苦手でなかった私も随分夏バテ気味です。

さて今日は先日のお茶のご紹介を。
茶31
ちょっと紹介が遅れてしまいましたが、柳桜園さんの新茶抹茶「浮舟」です。以前お茶事をした際には特に銘の無い「新茶抹茶」を使わせていただきましたが、今回は銘のある方です。

同じタイミングで飲み比べを今回はしなかったのではっきりとは言えませんが、こちらの「浮舟」の方が濃厚な旨みを感じることができました。そこで今回はこの時期に相応しい冷水点をしてみました(詳しくは以前の記事をご覧ください)

そうするとまさに狙い通り、これまでに無い味わいのお茶を点てることができました。味を言葉で表現するのは大変難しいですが、爽やかで、旨みがあり、苦味はほとんど感じないと言うのが妥当なのでしょうか。とにかく非常に美味しくいただけました。

ただ、前回のように泡を立てることはできませんでした。しかし、そんなことはどうでもよくなるくらい美味しかったです。生徒さんに「泡が立たない」と気にされている方がいらっしゃいますが、このお茶を飲めばそんなことにこだわらなくて良いことが分かってもらえるかと思います。

泡は確かに必要な時もありますが、不要な時もあります。なので余り泡にこだわり過ぎることなくお茶を点てて欲しいですね。




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今日のお茶(星野園さんと柳桜園さん)


朝夕は比較的気温が低く助かりますが、湿度が相変わらず高い気がします。今日の京都は予想最高気温が37℃とすごいことになっていますが、そんなに上がらないことを祈るばかりです。

さて今日は先日奈良の会の際に使いましたお茶のご紹介です。
茶30
どちらも一度写真はご紹介しましたね。右の星野園さんの「星授」を濃茶に、左の柳桜園さんの「松の白」を薄茶に使わせていただきました。

星野園さんのお茶は東京のお茶会でよくいただいておりますが、自分で点てるとどのような味なのか気になりましたので今回購入してみました。一度友人がまだ山口にいた頃、一緒に九州まで買いに行ったことがありますので、今回は2回目の購入です。

こちらのお茶は香りに特徴があるように思います。香ばしい香りと言ったら良いのでしょうか、独特なよい香りがいたします。ただ、こういった香ばしい香りというのは「火香」と言って嫌う香りに似ている部分もある為、苦手な方もいらっしゃるかと思います。

特に関西の方にその傾向が強いようですが、私は全く気になりません。むしろこちらのお茶の香りは好きですね。それに比べると柳桜園さんのお茶は香りは薄い気がします。しかし、たまにものすごく良い香りがする時があり、その時の香りは何とも言えない位良い香りで私は大好きです。

味を比べてみると、柳桜園さんのお茶は安定して私好みの味です。まろやかでしっかりとした旨みが感じられる良いお茶ですね。星野園さんのお茶もまろやかで飲みやすい味のお茶だと思います。ただ、まだそこまでの量を飲んでおりませんので、味についてはまだはっきりと掴めたという感じはしませんね。

難しいのは味も香りも点て方によって全く印象が変わってくるということですね。長い時間茶筅を振っているとその間に香りが飛んでしまいますし、お湯の温度によっても全然違います。全く同じ条件で飲み比べるというのはほぼ不可能ですが、何とかもっと自分の好みのお茶が点てられるように工夫していきたいですね。



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美味しいお茶を点てる為に


今日は「土用の丑の日」ですね。ニュースでも採り上げられていましたが、うなぎの減少で価格が上がっているようですね。日本人が好きでよく食べるもの、例えばうなぎやマグロなどは資源の減少が報道されています。そう考えると食べることの好きな民族なのかもしれませんね。

私はありがたいことに美食家ではありませんので、普段は安い食べ物でも充分満足して美味しくいただくことができます。この間から吉野家さんの「ねぎ塩ロース豚丼」を何度か食べる機会がありましたが、あれは最近のお気に入りでした。しかも50円引きのクーポンももらえましたし(笑)

ただ、お茶だけは元々好きでない為、美味しいお茶で無いと飲めません。最近は以前に比べると耐性ができたのか「あんまりだな」と思うお茶でも飲めるようになりました。その代わりなのか、母が美味しくないお茶に弱くなってしまいました。

最近はその傾向がさらに強くなり、美味しくないお茶を飲むと吐き気を催すなど気持ち悪くなってしまうそうです。困ったことに普段なら美味しく飲める銘柄のお茶でも余り上手でない点て方をされるとそのお茶でも気持ち悪くなってしまうとのこと。

私がお茶を点てる稽古になってありがたいのですが、本人はたまったものじゃないだろうと思います。ちなみに私が点てたお茶は「飲める」とのことですから、「そう私の腕も悪くないのかな?」などと勝手に思っております。

茶道の稽古というと、点前の稽古を思い浮かべる方が多いのだろうとは思いますが、「如何にすれば美味しいお茶を点てられるか?」ということを突き詰めて考えるのも稽古のうちだと思います。

「自分の点てたお茶」より「誰かに点ててもらったお茶」の方が美味しいと仰る方が多いようですが、私は自分の点てたお茶の方がほとんどの場合美味しく感じます。それだけ自分の点てたお茶を飲んできましたし、工夫して点ててきたと言えるからだと思います。

それでも難しいのはその「自分の美味しく感じるお茶」が誰にも美味しいと思ってもらえるとは限らないということですね。それでも自分の好みの味に点てることができないようではどうにもならないですからね。

今後も自分が「今日はこの点て方が一番美味しい」と思えるお茶を提供できるように精進を続けていきたいです。勿論その為にはお茶の選定や漉し方、お湯の温度など色々なことに気を配り実験してみることが必要ですね。

茶29
先日奈良で使いました薄茶です。今回は珍しく「銘(名前)」で選びました。もっとも味は以前飲んで知っておりましたが。あの日の気候には合っていたとも思います。




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先日の茶事でお茶をいただきました


今日は晴れて暑くなりましたね。ただ明日は雨の予報となっていますので、梅雨明けはもう少し先になるのでしょうね。

さて今日は先日の気楽な茶事の際にいただいたお茶をご紹介しようと思います。
茶27
岸松園さんの「都華の昔」というお茶です。お持ちくださった方が「先日飲んで美味しいと思ったので持ってきました」とのことでした。当流ではこのようにお客さまがお茶を持ってこられた際の点前があります。

その点前は「(正客)ご持参の茶」という名前なのですが、以前生徒さんに説明したら「おじさんの茶」と聞き間違えられてビックリされていました。それはさておき、今回お茶をお持ちいただいたのでその点前をしようかと思ったのですが、色々な事情で今回は見送りました。

ちなみにそのご持参の茶という点前は当流では初等科で習うのですが、結構複雑な点前で2種類のお茶(それも濃茶)が必要ですので、普段そんなに稽古しませんので苦手な方が多いですね。

あ、別にそんなややこしい点前だから止めた訳じゃありませんよ。私はそんなに嫌いじゃない点前ですし、他の点前をしないといけない道具だったということです。組み合わせるという選択肢も無くはなかったのですが、余り相応しくない点前になってしまうので止めておきました。

話が脱線しましたが、肝心のお茶の味はいただいた日に飲んだ感想としては「きついお茶」という印象でした。しかし、最近飲んだ時には随分角が取れて良い味になっていました。お茶もお菓子もそうですが、お店で買ってきたすぐが一番美味しいものとそうでないものとがありますね。

個人的に「熟成」と言っておりますが、ちょっときついお茶の場合こうすることでまろやかになることがあります。ただ全てのお茶がそうなる訳では無く、「美味しくないお茶は何をしても美味しくない」ということもあります。また方法も難しく、どうすれば上手くいくかというのもまだ掴めていない状況です。

それでもなんとなく分かりつつあるかな?というところまでは来たように思います。これからもっと研究を重ねて自分のものにしたいと思う一方、お客さまに出す場合は買いたてで美味しいお茶を出す方が良いなとも思います。



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濃茶を点てる際のコツ


昨日も暑かったですね…京都は今日も暑くなるようです。同じようなことばかり書いている気もしますが、まだ5月なんですよね…今年は猛暑になるのでしょうか?

さて今日は濃茶を点てる際のコツを書いてみようと思います。
濃茶23

一番良い方法は何度も自分で点てて飲んでみることなのですが、それでは元も子もありませんので、もう少し実践的なことを書いてみます。

濃茶を点てる際に困ることというのは主に2つかと思います。1つ目はダマができることで、2つ目は濃さの調整ができないということでしょうか。

ダマを回避する為には色々方法がありますが、2回に分けてお湯を注ぐ場合、1回目のお湯を少なめにしてしっかりとダマを潰しておくことです。ココアなどを作られる際を思い起こしていただきたのですが、最初に少量のお湯を入れてペースト状にしてお湯または牛乳を入れられるかと思います。それと同じ原理ですね。

ただ、最初に多くお湯を入れると決まっている流派の場合は、この方法が使えません。しかし、その場合でもお湯を最初に注いだ際にしっかりとダマを潰すことが大事です。この時、茶筅の先ではなく、丸みを帯びた部分を茶碗に当てるようにすると上手くいくように思います。

困るのは一度で全てのお湯を注ぐ場合です。当流でも各服点の際は一度で全てのお湯を入れます。こうなると「慣れ」しかないように思います。しかし、二度に分けて注ぐよりも一度に集中するので良い結果を生む場合もあるでしょう。

徒然草にも「初心の人、二つの矢を持つ事なかれ。後の矢を頼みて、始めの矢に等閑(なおざり)の心あり。毎度、ただ、得失なく、この一矢に定むべしと思へ」(92段)とあるように、もう一度機会があると思うと失敗しやすくなることもあります。

それでは次の濃さの調整ができないことの解決法を。こちらは最初にお湯を注ぐ時に注ぐ量を決めておくことです。流派によって柄杓の大きさが違うので一概には言えませんが、最初に半柄杓注ぐといったように決めることです。

この時に注意しないといけないのは、決めた量が多すぎないようにすることです。当然のことですね…そしてお茶を点てて、様子を見てお湯を加えればそう大変なことにはならないかと思います。

なお、お茶の量を量って茶入に入れる流派の場合はお湯の量さえ間違えなければ濃さが問題になることは無いでしょう。しかし、茶入にはお茶を多めに入れておき、茶杓で掬って入れる流派の場合は、お茶の量を考えないといけないので大変です。

なお私は3人分を標準の濃さと考えた場合、1人分や5人分の場合は少し薄めにするようにしています。この辺りは好みなどもありますので、色々と試してみていただければと思います。一番のコツは最初にも書いたように、何度も自分で点ててみることです。

蛇足ですが、余り長い時間茶筅を振らないことも大切です。茶筅を振っている時間が長いとその間にお湯も冷めてしまいますからね。手早くダマを潰すことができるよう色々と工夫してみてください。




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今日のお茶(大谷園さん)


今日の日中は日差しも強めで暖かい一日でしたね。明日はまた雨が降るようで、変わりやすい気候でついていくのが大変です。まあ今日のうちにある程度草抜きとコケの刈り込みができたので、明日の雨でまた綺麗になってくれることを願います。

さて今日はお茶のご紹介です。
茶23
こちらは近所のお茶屋さんの大谷園さんというお店のお茶で、「東福の昔」という銘です。近所に東福寺という紅葉で有名なお寺がありますので、そちらに因んでの銘ということでしょう。なお近所に泉涌寺があるからと言って、「泉涌の昔」というお茶はありません。

当家は泉涌寺の方が近く、また所縁もありますので、「泉涌の昔」というお茶があっても良いなと思いますが、さすがにお寺の名前をつけたお茶が2つあって、値段差があると余り相応しくないように思いますから仕方ないでしょうね。

さてお味はと言いますと、甘さを感じることができる、まったりとした美味しいお茶だと思います。またしっかりとした香りが漂い、点てていると良い気分に浸れるお茶でした。

恐らく抹茶の一番良い香りを堪能できるのはお茶を点てている人なのですが、それはお茶の粉を入れた茶碗にお湯を注いだ時の最も良い香りを一番身近に感じることができるからです。ただ、これも注ぎ方によっては香りの立ち方が違うように思います。

お湯を直接お茶の粉にかけてしまうと、香りの立ち方も悪く、また点てにくくなってしまうように思います。私の思う良い方法は茶碗の底の縁の部分付近にお湯を注ぎ、お湯がお茶の底に潜り込むようにすることです。

これは遠州流の先代家元である故小堀宗慶氏も仰っていました。なお宗慶氏は茶碗の左からだんだん前の方へ(時計の9時から6時の方へ)注がれていたようですが、私は反対に右側から前の方(3時から6時)へと注ぎます。

そのように上手くお湯を注げると、良い香りが点てている人はもちろん、席中に良い香りが漂うこともあります。私はそこまで香りがしなくても構わないのですが、たまにこのように香るお茶をいただくと、「ああ良いものだなぁ」と思います。

まあ私は美味しくないお茶だと飲めないので、香りよりも味に注目し過ぎるのでしょう。もう少しバランス良く注目しないといけないのでしょうが、まあ嗜好品でもありますから、そういった好みで選定するのも良いのでは?と自分自身で言い訳しています。

なお今回こちらのお茶をかわせていただいたのは先月の末頃だったのですが、その時「年に一度の壷ざらえセール」というものをされていて、50%増量キャンペーンをされている時に買わせていただきました。最近100g単位で濃茶を買っておりましたので、半ば(いや完全に?)嫌がらせのようになってしまいました。ご覧にはなっていらっしゃらないと思いますが、大谷園さんごめんなさい。



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プロフィール

山荘流茶道教室

Author:山荘流茶道教室
京都市東山区にて山荘流の茶道教室を開講しております。
静かな環境で非日常を楽しめる教室を目指しています。

初心者の方から丁寧にお教えいたします。もちろん他の流派を習っていた方やブランクのある方も大歓迎です。

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