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今日のお菓子(末廣屋さん・水無月)


今日は6月30日ですね。京都では「水無月」をというお菓子を食べる日とされており、多くのお菓子屋さんで販売されます。
なお毎年このような広告が朝の新聞に入ります。
水無月

ここに記載されているお菓子屋さん以外でも水無月を販売されます。そう考えると東山区だけでも随分たくさん和菓子屋さんがあるんですね。
さて肝心の水無月です。
お菓子44
この広告によると「天然の氷雪を氷室に貯え6月30日に宮中に献上していたが、一般大衆は氷を得ることができなかった為、氷になぞらえてこのお菓子を食した」とあります。他にも夏越の大祓と関連付ける説もありますね。

まあ根底にあるのは、「このお菓子を食べて暑い夏を乗り切りましょう」ということでしょうか。古くから「家の作りやうは、夏をむねとすべし (徒然草より)」とも言うように、夏を快適に過ごすことを主眼に昔の家は建てられております。クーラーや冷蔵庫が無い時代では、夏を無事に乗り越えるというのは大変なことだったのでしょうね。

皆さんもそういった時代に思いを馳せ、体調管理に気をつけて、これから来る暑い夏を乗り切っていただければと思います。



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蚊に好かれる私


もうすぐ6月も終わりですね。京都ではいよいよ祇園祭が始まります。今年は前祭と後祭に分けて催されるそうですね。交通規制の日も増えるのでしょうか?

関東では雹や局地的な大雨など荒れた天候が続いているようですが、この辺りは雨が余り降らず庭の植物はしんどそうにしています。当家の庭には大きなオガタマの木があるのですが、雨が少ないとたくさんの葉っぱを落とします。そうすると庭掃除が中々大変です。またツツジの葉っぱも掃くのが大変で苦労します。よっぽどブロアー(風で落ち葉を集める機械)を購入しようかと思いますが、音が大きいのであまり使いたくありません。

また今の時期は蚊が大量におりますので、庭に出るとすぐに囲まれます。私は蚊に好かれるようで、一瞬で寄ってきます。誰かと一緒にいても私の方にだけ集まることもあります…蚊に好かれても全く嬉しくありませんね。
そういったこともあり、ちょっと最近は庭掃除がおろそかになっています。こんなことではいけないのですが、加齢のせいか昔に比べると虫刺されの跡が長く残る気がするので、どうしても庭に出るのを躊躇してしまいます。

ちょっと前に庭の夏椿を撮りましたので、そのご紹介を。
娑羅2
夏椿は娑羅(しゃら、「さら」とも)とも言われます。お釈迦様が亡くなった時に側に生えていた「娑羅双樹」とはよく似た植物だそうですが、ちょっと違う植物だそうです。まあインドと日本では生える植物も違うでしょうからね。それにお釈迦様が亡くなったのは2月15日(旧暦で考えても今の3月頃)ですから、その頃に咲いていたのであれば別の種類の植物であるだろうと思われますね。しかし入滅の際、娑羅双樹は咲いていたのでしょうか…

娑羅1
花は本当に椿みたいです。しかし葉っぱの感じが違うので、違う植物だろうとわかりますね。


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今日のお菓子(鶴屋八幡さん)


今日はお菓子です。こちらのお菓子は先日、私の誕生日に「誕生日ケーキ」ならぬ「誕生日和菓子(?)」として購入したものです。

お菓子41
葛饅頭です。以前にも書きましたが、当流では楊枝などで切って、手でつまんで食べるのでこういったお菓子は余り茶席では使いません。この時期はこういった葛饅頭など葛を使った水菓子が多くなるので、お菓子を選ぶのに苦労します。

ただ今回は自分で食べる為に買ったので、余りそういったことは気にせずに食べたいと思うものを買ってみました。非常に美味しいお菓子で、そこまでべたつかないので茶席でも使えるかな?と思いましたが、母は「使えない」と言ってました。

来月も当家にお客さまがいらっしゃいますので、そろそろお菓子を考えないといけません。道具組も考えなければいけませんね。やりたいことはたくさんありますが、時間が足りません。もっと効率的に行動しなければ!


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書のお稽古


今日は書のお稽古について書いてみようと思います。

以前書かせてもらったかもしれませんが、私は左利きの為、昔から字が綺麗ではありませんでした。もっとも左利きでも上手な字の方はいらっしゃるでしょうが、私の場合は残念ながらそうではなかったようです。さすがにいつもまでもそうは言ってられないので、最近は少しずつ稽古するようになりました。

お茶では字を書くこと、それも筆で書くことが求められる機会が結構あります。茶事の招待状やお礼状は基本的には筆で書きます。もっとも忙しい世の中となった最近では筆でなくても構わないこともありますが、やはり筆で書く方が丁寧な印象ですね。字が汚い私のような者でも、一生懸命書けばそれで良いと思います。まあ字が綺麗なことに越したことは無いのですが…ただ余りに達筆で読めないのもちょっと困りますね。出す相手がそういった字でも読める人かを考えて書いてあげる心配りも必要かと思います。

話は変わりますが、当流の流祖高谷宗範は「桂堂」とも号し書道にも力を入れておりました。宗範は古法帖に造詣が深く、王羲之(おうぎし)や顔真卿(がんしんけい)の書法を学んでおります。どうやら顔真卿に学ぶところが多かったと思われます。

なお、もし一つ書体を身に付けられるなら、私は顔真卿の多宝塔碑の書体を迷わず選びます。高校の世界史の教科書に載っていた写真を見て衝撃を受けたのを今でも覚えています。そういった意味で流祖と好みが似ているのかもしれませんね。

顔真卿 「多宝塔碑」
顔真卿
画像提供:東京国立博物館



また当流は遠州流の流れでもありますので、遠州公がよく書かれた定家様(ていかよう)や八分隷(はっぷんれい)も勉強せねばなりません。もっとも遠州公の八分隷と言われる書については、「曹全碑」などに代表される書道における「八分隷」とは少々異なる書風とも言えるかと思います。こういった書体というのは書道教室で教えられていることはほとんど無いかと思いますので、全て独学でするしかありません。本当は筆遣いなどの基礎をちゃんと勉強してからの方が良いのだとは思いますが、中々そんな時間もありません…

もし、定家様を教えているという書道教室があればご連絡いただけると幸いです。



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今日のお茶(松花堂さん)


今日は先日のお茶事の際にいただきましたお茶のご紹介です。
茶9
「松花堂」という銘のお茶です。こちらは松花堂庭園・美術館オリジナルの抹茶だそうです。松花堂のある京都府八幡市は抹茶の原料である「てん茶」の産地であり、その八幡市で取れたお茶をブレンドしたお茶とのこと。薄茶としていただきましたが、香りの良いお茶でした。

当流では濃茶をお持ちいただくと「ご持参の茶」という点前をして、皆様に召し上がっていただきます。今回は薄茶だったので本来はそのようにしてお出ししないのですが、せっかくの機会なのでその点前を応用してお出しさせていただきました。
この「ご持参の茶」というのは、ちょっとややこしい点前なので、いきなりすることになるとちょっと戸惑う方もあるかもしれませんね。亭主の方が点前に慣れた方であれば大丈夫ですが、余り点前が得意でない亭主の場合は「今度お茶を持って行きます」と予め伝えておいた方が良いかもしれません。

薄茶4
点てるとこんな感じでした。色も綺麗なお茶でした。


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天神さんと鱧(ハモ)について


今日は菅原道真公がお生まれになった日ですね。もっともあちらは旧暦なので、今の暦とは違いますが…

当流の流祖高谷宗範は小さい頃、悪さをする度に母親に

「菅原道真公は承和12年6月25日のお生まれである。年代は異なっているが同じ25日に生まれた以上(宗範は8月25日生まれ)、その学業、性行とも道真公の御神霊にあやかり将来日本に指折りの男とならなければなりません」

と怒られたと伝わっております。しかし学問の神様と比べられるのも辛いものがあっただろうなと思います。

天神さんと言うと京都の北野天満宮も有名ですが、来月には大阪天満宮の天神祭りがあります。ちょうどこの頃は鱧(ハモ)が美味しい季節とされていますね。先日の茶事の煮物椀では鱧を使おうかな?とも思ったのですが、今回は見送りました。また近いうちに試作品を作って、お客さまにお出しできるような料理を仕上げていきたいなと思っています。

さて料理つながりで先日の茶事でお出しした向付の写真をどうぞ(鱧ではありませんが)。
向付2
前回の写真を盛り直したものです。前回は菊花を添えましたが、今回は穂紫蘇を添えてみました。穂紫蘇は寝てるよりも立てた方が良かったかもしれませんね。
お皿
ちなみにお皿は九谷焼でした。



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点前の際の視線と緊張について


今日はある方から以前参加させていただいた茶会の写真を送っていただいたのですが、すごい険しい顔をしている自分を発見してしまいました。
また先日、別の茶会の後お茶の知り合いの方とお話させていただく機会があり、最初に会った時の私の第一印象を聞いたところ「感じの悪い人」とのことでした。普段そんなに怖い顔でいるのかと反省しました。思えば高校生の頃、考え事をしていたところ前にいた女子が急に振り返り、目が合った瞬間「怖っ!」と言って目を逸らされたことがありました。

私は真剣な顔をしていると怖い顔に見えてしまうのでしょうか?かと言って茶会の最中にずっとへらへらする訳にもいかないですし、難しいですね。自然な笑顔ができると良いのかもしれませんが、目の前で点前をされているとついじっと見つめてしまいます。点前をされている方はそれで緊張されることもあるようです。

私の場合は、お客さまに見られることは慣れたので緊張することはほとんど無くなりました。記憶に残っているのは3回ですね。それもここ5年の間の出来事で、いつも同じ方達の前で緊張します。それはいつも大変お世話になっているご夫妻で、一度目は奥様だけ、二度目三度目はご夫妻揃っての時でした。二度目の時は手が少し震えて自分でも驚きました。いつもそれくらい緊張感を持って稽古できると良いのですが、普段はそこまで緊張しないですね。

どうしたらそんな風に緊張しなくなりますか?と聞かれますが、「回数をこなすこと」が一番良い方法だと思います。私が対鳳庵の手伝いに行くと一日10回程人前で点前をしていることもあります。さすがにそれだけすると順番なども覚えられますし、緊張することも無くなりました。

ただ震えるほど緊張して点前されていると、初々しい感じや一生懸命さが伝わってきて好感が持てることもありますので、余り気にされる必要は無いのでは?とも思います。ほとんど緊張することが無くなってしまった側の人間からすると、緊張できるというのはある意味うらやましいことでもあります。その気持ちを忘れずに一生懸命お稽古に励んでいただきたいですね。

お重
最後に先日の茶事で使用した当家のお重です。外側は黒く渋い感じですが、中は華やかですね。



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お茶事(補足)


今日はお茶事のちょっとした補足を。

お箸1
食事の際に使用したお箸がこちらです。遠州流の系統ではこのようなお箸を使います。ちなみに写真では分かりにくいですが、長さは30cm程あります。
千家さんなどは「両細」と呼ばれる両方が細くなったお箸を使われるようですが、これはそうなっていませんね。

お箸2
アップにするとこんな感じです。先は丸くなっていますね。もう一方は四角で、先へ行くにつれて面がとられ丸くなっていきます。なおこの形は遠州公が中国の象牙の箸を模して作らせたと言われております。お箸にまでこだわるというのはすごいですね。ただ難点が一つ、このお箸がどこでも売っているというわけではないということです。さっと手に入るのであれば良いんですがね…

最後にオマケを。
箸置
当日も使った箸置です。お重が大きかったので、お膳に載らずテーブルで召し上がっていただいたのでこの箸置を使いました。可愛らしい箸置でしたね。



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お茶事(薄茶・柳桜園さん)


今日はお茶事の最後、薄茶です。

今回使わせてもらったお茶は柳桜園さんの「浮舟」というお茶です。
茶8
ちなみに後ろに見える紙袋は柳桜園さんの袋です。また包み紙には源氏香の紋様がうっすらと見えます。

肝心の味ですが、「新茶抹茶」と書かれていますが、しっかりとしたお茶の味があり、非常に良い後味が残りました。清涼感は余りなかったですが、その分濃厚な味を楽しむことができました。これはこれで非常に好みの味でした。
ただせっかくのお茶もお湯がぬるかったので、飲まれた方は物足りなかったかもしれません。暑い日でしたのでそれくらいがありがたいこともありますが、好みによりますからね。私は猫舌なので、熱いお茶よりも少し冷めたお茶の方が好きです。熱すぎるとお茶の味も感じられませんので、私にはぬるい位がちょうど良いですね。

さて薄茶が出るとお茶事は終了です。一般的に「一会二刻(4時間)」と言われるように大体4時間位かかるのですが、今回は途中に色々と時間がかかったりいたしましたのでもう少し長かったです。
当流の流祖高谷宗範もよく4時間を過ぎて、連客からチクリと皮肉を言われていたようです。ただ私も同じことを繰り返していてはいけませんね…




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お茶事(干菓子・亀廣保さん)


濃茶が終われば薄茶です。薄茶の際は干菓子をお出しします。
私は何度かこちらで書かせていただいているように、薄茶に「清涼感」と「爽やかな後味」を求めますので、薄茶のお菓子は基本的に干菓子を用います。

お菓子36
今回の菓子器は当家に伝わる「朱塗提重」を使いましたので干菓子も3種入れさせていただきました。写真はお取りになている途中のものですのでちょっと盛り方が変になっています。

一つ一つ見ていきましょう。
お菓子37
一番下のお重に入っていた水です。

お菓子38
水辺に草が生えており、
お菓子39
その周り(上の段ですが)には蛍ですね。ちょうどこの日の前に蛍を見ていたので、より可愛く見えました。こういった風にストーリーを持たせる場合は、盛り付け方も大事ですね。例えば、水が上にくるということは通常ありませんので(天井川などは別ですが)一番下の段にするなどの配慮は必要だと思います。

今回の干菓子は全て京都の亀廣保さんのお菓子です。いつも良いお菓子を作ってられますね。
お菓子40




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お茶事(花・濃茶)


今日はお茶事の濃茶です。
お茶事での一般的な床の間の飾りは、濃茶が始まるまでは「書」を、濃茶の時は「花」をという風になっています。もちろん流派やその時によっても異なります。なお当流では小間か広間かでも異なります。

今回はこのように花を飾りました。
アジサイ4
アジサイですね。随分鮮やかな色をしていました。
この花入は竹二重切と呼ばれておりますが、上の窓(花を入れる場所です)にしか入れない、下の窓にしか入れないなど流派によって色々決まりがあるようです。今回はまず下の窓に花を入れました。

花所望
そしてお客様に「花所望」をしました。まあ今回は亭主も花を入れておりますので、「廻り花」と言った方が良いかもしれません。なお、花所望の際、当流では「どうぞおなぐさみにお花をお入れください」と挨拶して、花台を持ち出しお願いをします。

アジサイ5
これで完成です。アジサイの花所望というと三代将軍徳川家光と遠州公の逸話が思い起こされますが、今回は上の窓には二輪お入れになりました。遠州公が品川御殿にて家光公にお茶を差し上げた際は竹の二重切を使い、下の窓に遠州公がアジサイを二輪、上の窓に家光公が一輪入れられたとのことです。

さてお花が入ったところで、濃茶です。今回は盆点2
盆点でお茶を差し上げました(写真は今回のものではありません)。濃茶の服加減は特に問題なかったかとおもいます。当家の茶室は右からの光線しか入らないため、右手でお茶を練っていると、手の影ができ茶碗の中が見え辛く、点てるのに苦労します。周囲が明るいと余計暗さが際立って、茶碗の中が見えにくいように思います。普段目に頼ってお茶を点ててしまうので、こういった時に苦労することがあります。



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お茶事(主菓子)


今日はお茶事の時にお出しした主菓子です。茶事の中では基本的に食後のデザートのように食事の最後に出されます。今回は食事を広間のテーブルの上でお出ししたので、茶席に戻り召し上がっていただきました。

お菓子35
今回は末富さんの「青梅」です。以前ご紹介した干瓢の煮〆も入っていますね。基本的に口取りも出す場合は、菓子器は縁高を使ってすることが多いのですが、たまにはこのようにするのも良いでしょう。なお前回の煮〆よりは薄味に仕上がりました。

今回の器は京焼の青磁です。こちらは当家で昔から使われているもので、真清水蔵六の作とされています。今回は当家の古くからの道具が大活躍してくれました。なお連客(正客以外のお客さまです)の方には別の鉢でお出ししました。

さてお菓子を召し上がっていただた後はいよいよ濃茶です。濃茶が茶事のメインイベントです。料理が好きな人は料理が気になり、お酒好きな人はお酒が気になるかもしれません。しかし、お茶事の場合あくまでも主役はお茶、それも濃茶なのです。もっともたまには何か別のものをメインにしても良いのかもしれませんが、やっぱり主役はお茶ですね。

次回はいよいよメインの濃茶です。


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小間の花(ツキヌキニンドウ)


さて今日はお茶事の記事はちょっと中休みで先日の小間の花をご紹介します。ちょうど近畿は梅雨の中休みになりそうですね。

突抜忍冬2
ちょっと終わりかけの「突抜忍冬(ツキヌキニンドウ)」と「半夏生(ハンゲショウ 半化粧とも)」を。なんか写真がぶれてしまっていますね…写真ではモサモサした印象ですが、実際はもう少しスッキリした印象でした。ただ、これまでの花の方が好みに合っている気もします。

半夏生は葉が半分白くなることから、「半」分「化粧」すると考えられ、「半化粧」が語源になったとも考えられています。どうしてこんな風に白くなるんでしょうね?

さてもうすぐ6月も終わりです。明日は近江孤篷庵へ、明後日は東京へお茶会へ行ってきます。20代最後に参加するお茶会となります。30代はどのような10年となるのでしょうね。しっかり精進して茶道の楽しさを一人でも多くの方に伝えていけるよう努力したいと思います。



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お茶事(炭)


さて今日は炭です。ちょっとお茶事の記事が続くと飽きてしまわれるかもしれませんので、途中でちょっと別の記事も入れた方が良いかもしれませんね。

お茶ではまだ炭でお湯を沸かしています。そのため炭をついで(足して)火をおこす必要があります。
灰1
ちょっと見えにくいですが、中に灰が入っています。この灰の上に炭を置きます。
なお遠州流系統の流派では、基本的に風炉でも湿し灰を使います。またこの写真のように(見えにくいですが)、中に「水」と書いております。他の流派では「水」を表す「卦(け)」を書かれるところもあるようですが、当流ではそのものずばりの「水」の字を書きます。

私には炭を直す時に大変苦労することがあります。それは火箸の扱いです(火箸については以前の記事をご参照ください)。私は左利きなので、右手でお箸を使うのが余り上手ではないのです…しかも炭は結構持ちにくいものなので苦労します。左手でできると良いのですが、人前ですからやはり右手で綺麗にできる方が良いですね。結構トレーニングしたので、見ている人からは左利きとは分からない位にはなりましたが、自分ではまだ違和感があります。もっと精進しなければいけませんね。

冬の時期は、真っ赤におこった火(炭)は「ご馳走」ですが、暑い夏はあまり嬉しいものではありません。しかし、火が消えてしまうとお湯が冷め、お茶が美味しくなくなります。今回はちょっと暑さを嫌いすぎてお湯がぬるくなってしまいました。この辺りの微妙な加減というのは難しいものです。何度も経験して上手になるしかありませんね。



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お茶事(点心)


今日は「点心」のご紹介です。茶事でお出しした食事のことです。

まず茶席に入って亭主(私)が挨拶に出ます。本来は露地(ろじ 茶席につながる小さな庭)を通り、蹲(つくばい)を使い席に入るのですが、蚊がものすごく多かったので室内を通って席入りしていただきました。挨拶が済めば、「粗飯差し上げます」と言い、お膳を持ち出すのですが、今回は場所の関係でもう一度広間(寄付)に戻り、食事です。

食事ですが、今回は母が当家に昔から伝わる「お重」を使いたいと言いましたので、会席ではなく点心といたしました。会席と点心の違いを極めて簡単に言うと、「コース料理」と「お弁当」と思っていただければ想像しやすいかと思います。実際のところ、両者に明確な定義がある訳ではありませんが、そのように考えてもらえば結構かと思います。

向付1
さて中身を見ていきましょう。こちらは向付(むこうづけ)で、酒の肴として出されます。私は飲まないので、ご飯のおかずですね。ちょっとわさびが落ちて溶けてしまっておりますね…実際は溶けないようにおいてあります。そうすることで、わさびの苦手な人は除けて食べることができます。しかし盛り付けをもっと綺麗にしないといけませんね。時間がなくてバタバタしていたとは言え、もう少し綺麗に見えるようにしないと…

なおこちらの料理はイサキの昆布〆で、わさびの横の黄色いものは菊花の甘酢漬けです。前回試作した時は魚屋さんで3枚におろしてもらった物を皮を引き、骨抜きをしたのですが、今回は皮引きされているものが安くなっていましたので、そちらを購入し、骨抜きをしました。

和え物
次は椎茸ときゅうりの胡麻和えです。結局私は試食する間がなく、食べそびれてしまったのでどんな味だったのか分かりません。器が涼しげで綺麗なので、料理も引き立つ気がします。

最後に煮物椀です。
煮物1
いつもは私が煮え具合などを調整するのですが、この日は余り私の目が行き届かず出来が悪かったようです。本来なら全ての料理を勝手で相伴するのがルールなのですが、それもできず…会席なら順番に出すので、合間があるのでやり易いのですが、点心は初めてで最後まで調子が掴めませんでした。こんなことではいけませんね。
この器も当家に江戸時代より伝わるものですが、もう少し大きいと思っていたら、結構小さくて驚きました。なのでちょっと「椀だね」が大きいですね。もっとも全体的に量が少なめだったので、大きめにしてしまったこともありますが…

他にも、焼き物やミョウガご飯など入れたのですが、写真はありません。残りはご想像にお任せします。

ちょっとブログで公開するには恥ずかしい出来だったのですが、「この程度でも茶事を開いていいんだ」という風に思っていただいたり、「ああすると見た目が悪いからこうしてみよう」などと参考にしていただければと思い公開しました。ぜひ気軽に点心やお茶事に挑戦してもらえれば幸いです。



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プロフィール

山荘流茶道教室

Author:山荘流茶道教室
京都市東山区にて山荘流の茶道教室を開講しております。
静かな環境で非日常を楽しめる教室を目指しています。

初心者の方から丁寧にお教えいたします。もちろん他の流派を習っていた方やブランクのある方も大歓迎です。

ご興味を持たれた方や習ってみたいなと思われた方は、どうぞ気軽にメールフォームからご連絡ください。

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