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水無月の代わりに


ちょっと更新が滞ってしまいましたね…最近色々と忙しいのか、様々なことができず中途半端な状態です。先日頭を強く打ったのがいけなかったのでしょうか?早く調子を取り戻したいです。

さて今日は6月30日ということで京都では水無月を食べる日となっています。最近は全国にも広まりつつあるようですが、昔は一部の地域だけの風習だったそうですね。京都の人は「京都で行われていることは全国どこでも当たり前に行われている」と考えているフシがあるのですが、この風習もそうだったようです。

どこの地域の方でもそうなのかもしれませんが、本当に京都の人は上のように考えている人が多い気がします。かく言う私もその一人ですが…単純に言ってしまうと視野が狭いということにも繋がりかねないことなので注意しないといけませんね。

話が随分脱線しましたが、水無月の話に戻ります(お菓子の水無月については昨年に書きましたので、そちらをご覧ください)。お稽古の際に水無月を使おうかと思ったのですが、昨年と同じでは芸が無いかと思い今回はちょっと違うお菓子にしました。

菓子136
柏屋光貞さんの「京氷室」というお菓子です。水無月もこちらのお菓子も氷になぞらえて作られたお菓子です。これから暑くなっていく今にぴったりなお菓子ですね。

今月ももう今日で終わりで、明日からは今年の後半戦ですね。さあバーゲンだ!という方もいらっしゃるかと思いますが、暑くなっていく時期ですので、水無月やこういったお菓子で涼を感じながら元気に過ごしていきたいですね。私も早く調子を取り戻さないと!



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茶事の際の主菓子と干菓子について


昨日はまた京都市バスに乗って四条通を通りましたが、夜の車通りが少なくなった時間帯にも関わらず、渋滞しておりました。四条烏丸から四条京阪前まで25分くらいかかったように思います。あれなら歩くのとどちらが早いことやら…

さて今日は茶事の際のお菓子について書いてみようと思います。
お茶事とは一般的に

食事の後、主菓子も食べて濃茶を飲み
その後に干菓子を食べて薄茶を飲む

という流れで進むことが多いです。「茶会とどう違うのか?」というのは難しい問題で、ここでは触れませんが、かなり乱暴に言うと「招く側が茶事と言えば茶事、茶会と言えば茶会」ということになるかと思います。

話は戻ってお菓子についてです。上の流れを見ると食事1食、お菓子2種類を食べることが分かっていただけるかと思います。食事の際には大抵お酒も出ますので、これだけ食べると結構なカロリーになりそうです。

実際、食事の量が多いと「お菓子(特に「主菓子」)はそんなにたくさんいらないよ」と思うこともあります。満腹でなくとも糖分やカロリーなどのことを考えると、干菓子は軽めの方がありがたいなと感じられる方も多いかと思います。

ただ、食事が無い場合という場合は様子が変わります。この辺りは出される方の好みやお越しになる方の好みを考慮してお決めになるのがよろしいかと思います。個人的には薄茶の際はどんな場合でも、少し軽めの干菓子で飲む方が好きです。

お家で抹茶を飲まれる方はどんなお菓子が薄茶または濃茶と相性が良いのか色々と試してみては如何でしょうか。
菓子133
先日のお茶事でお出しした干菓子です。植村義次さんの「押物」です。こちらのお菓子はどれも薄茶との相性がぴったりです。




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茶事の食事について思うこと


昨日の京都は晴れてくれましたが、夕方は黒い雲がたちこめておりました。今日も晴れの予報ですが、急な夕立には注意しておきたいですね。

さて先日は「簡素な食事」ということで素麺をご紹介しましたが、あの時のお客さまは皆若い男性でしたのでもう一品お出ししました。
点心4
こちらです。と言ってもこれでは何か分かりませんね。
点心5
写真では分かりにくいですが、蕪の煮付けです。実はこれでも足らないかもということでご飯とお漬物を用意していたのですが、特に必要ありませんでした。

茶席での食事はそんなにたくさんお出しするものではありません。お茶の前に食事を食べることがほとんどですから、あまりたくさん食べてお腹一杯になってしまうのも考えものです。しかし、一般的に売られている本などを見ると結構な量を出されていますね。

「懐石」と書いている流派では、飢えをしのぐ為の食事と捉えられているのでしょうが、あのような量が飢えをしのぐ為のものとは思えません。普段の食事でおかずが4~5品出て、ご飯とお味噌汁が出るという家庭がどれだけあるのでしょうか?

もちろん日常とは違うことではありますが、余りにも「特別なもの」としてしまうのも私は良いと思いません。特別な時には豪華な食事を、そうでない時は日常食べているものにちょっと追加するか器を普段よりも良いものを使うくらいで充分だと思います。

確かに本として出版する時には、普段食べているようなものを紹介すると見栄えがしないという事情もあるのでしょう。しかし、余りにもそういった本が多いために「懐石とはああいうものしか出してはいけない」と思い込んでいる方が多いように思います。

戦前の茶事ではもっと簡素な食事が出たと言います。もっとも財界の茶人はそれだけでは無いようですが、それでも質素な食事を出していることもあります。もっとも昔は食糧事情にも影響されているのでしょうが、現在よりずっと質素です。

茶事とは本来お茶を飲む為のものですから、料理にこだわり過ぎる必要は無いと私は思っています。食事が豪華で食事の印象しか残らなかったというのでは本末転倒です。たまにはそういう会も良いとは思いますが、やはりお茶を中心に考えてもらいたいですね。




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気楽な茶事の簡素な食事


今日も不安定な天候ですね…近畿地方でも現在局地的に大雨が降っているとのことです。

さて今日は先日の茶事の際の食事について書いてみようと思います。前回の茶事の際は瓢亭のお弁当を取りましたが、今回は昼間の暑い時間帯だったということもあり、軽い食事にしました。

点心3
これがその写真です。ご覧になって「え!素麺を出すの?」と驚かれた方も多いことでしょう。しかし、こういった暑い日にはたくさんの食事を出すよりもこういった料理の方が喜ばれることもあります。それに今回は皆様車でお越しでしたから、お酒は出せませんでしたからね。

さすがに格式ばった席では出しづらいとは思いますが、気が置けない間柄の方であれば良いと思います。車でなければ食事では無く、軽いおつまみのようなものとお吸い物をお出ししてお酒を飲んでいただくこともできます。

そういった食事の出し方は「飯後の茶事」とか「菓子茶」などと言われる会の際にすることもあり、古書などにも見えております。現在はなぜか「正午の茶事」と呼ばれる一番格式ばった茶事や「夜会」や「夜咄(よばなし)」などと言われる夜に蝋燭の明かりだけでする茶事などを行われることが多いようです。

もっとも茶事というのが随分大層になり、気楽に開きにくくなっているとされる現在では、そういった茶事でさえ中々されることが少なくなっています。個人的には炭点前をして、濃茶・薄茶を出せば茶事が成立すると思っていますから、もっと気楽にしてもらいたいなと思います。

食事は無くても、また所謂「懐石料理」と言われるものでなくても何かを出せば「御の字」だと思います。別に和食に限定される必要も無いと思います。ただ、余りスパイシーな料理などであればお茶を飲む前には合わないと思いますが、濃すぎず香り過ぎない料理であれば何でも試してみたら良いと思います。

そういったことを考えると今回出した素麺などは暑い夏にはぴったりだと思います。冬などはあったかいうどんなんかでも良いかもしれませんね。たくさん召し上がる方には物足りないかもしれませんが、「そんなにたくさんいらないよ」と仰る方なら充分でしょう。

女性で着物を着るとたくさんは食べられないと仰る方も多いですから。私は残念ながら着物の時でも食べる量が減るといったことはありません…

話が脱線しましたが、こんな風に簡単に茶事を考えてもっと気楽に催してもらいたいなというのが私の願いです。流派によっては「○○という資格が無いのに茶事を開くなんてとんでもない」と考えられているところもあるように聞いたことがありますが、当流は平点前を修了したらどんどん茶事をしたら良いですよという考え方です。




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2週続けて茶事


このところ不安定な天候が続きますね。こういった日が続くと道具類をなかなか片付けられなくて困ります…

さて今日は先日行いました当家での茶事の様子について書いてみようと思います。以前ご紹介させていただきました茶事の翌週に今度は別の方を招いて茶事をしました。2週続けてというのは私にとっても初めての経験でしたが、良い勉強になりました。

ありがたいのは茶事に着ていただける方がいるということですね。茶会にしても茶事にしても招く側だけでは何もできませんからね。特に茶事の客というのは難しいまたは難しそうだからなりたくないと言う方もいらっしゃいます。

さらにありがたいのは、今回お越しいただいた方々が2回とも他の流派のお茶をされている方ばかりということでした。同じ流派の方と楽しむのも良いですが、それだけではどうしても狭い世界しか知れません。そうすると自分達の流派の良い部分や悪い部分に気が付くことが難しくなります。

そういった意味でも今回お越しいただいたお客様方は私にとって大変ありがたい存在です。しかも2週続けて他の流派の方々にお越しいただけるというのは本当に嬉しいことです。

前にご紹介した茶事は「一世一代の茶事」ということで相当気合を入れて、ある程度格式ばった部分が多い茶事でしたが、今回は少し気楽な雰囲気の茶事を目指しました。茶事というと格式ばった部分が多いのですが、「そうではない茶事もできますよ」というのを示したいなと以前から思っておりました。

もしご参考になる部分があり、「こんな感じなら自分でもできそう」と思っていただければ幸いです。どうぞまたしばらくお付き合いください。

菓子132
今回使わせてもらったお菓子は前回と同じく末廣屋さんのもので、「アジサイ」ですね。普段はあまりこういったお菓子は使わないのですが、たまにはこういったお菓子も良いか?と思って使わせていただきました。美味しいお菓子でした。



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基礎の点前の重要性


今日は朝の記事でもご紹介した通り、師範者の研究会がありました。今回は基礎的な点前を稽古しておりましたが、点前の手数が減る分、一つ一つの動作をきっちりと行う必要があります。

そういった意味では平点前と呼ばれる基礎的な点前というのはある意味では非常に難しい点前と言えます。また私はそういった点前の時こそ、「点前以外の部分で考えるべきことまで気にかけてお稽古してください」と伝えるようにしています。

風炉7
これは先日の当教室でのお稽古風景ですが、一番最初に教える風炉の薄茶の点前の様子です。この風炉の薄茶が本当に「きっちり」できるようになると、他のどのような点前でもきっちりとできるようになったと言っても過言では無いかと思います。

ある程度慣れてくると、「いやいや風炉の薄茶くらいきちんとできますよ!」と自信を持たれる方もいらっしゃいますが、実は非常に難しい点前です。非常に緊張するような時、例えばご自分の流派のお家元の前で初めて点前するような場合、でも自信を持ってできますか?と聞くと「できます!」と言える方はずっと少なくなるでしょう。

そこが自信を持って言えるようになってからが次の段階だと私は思います。ただ、私の教え方の基本としてはある程度風炉の薄茶の点前の順番を覚えられたなと思ったら、濃茶に進むようにしています。そうすることで差などが見えて、より深く理解できるのでは?と考えているからです。

基礎の点前の動きをきっちりとできるようになれば、周りを見る余裕が出てきます。お湯加減など様々な要因に合わせて点前の速度を自由に変えたり、様々な出来事に臨機応変に対応できるようになることも必要です。

でもまずはきっちりと「教科書通り」の速度や動きで点前できることを目指すことが必要です。ある程度できるようになれば自然と手が動きます。そうすれば、臨機応変に対応することもできるようになるでしょう。ただし、これは経験を積むことも必要です。

普段のお稽古の時から色々なことを想定しながら進めてみると良い勉強になります。勿論それだけでは無く、個別の細かな動作もしっかりとお稽古してくださいね。




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「歩くまち・京都」?


先日久しぶりに平日の昼間に京都市バスに乗ったのですが、非常に混んでいて驚きました。昔は平日はガラガラということもよくあったのですが…

しかも四条通の渋滞がひどくて困りました。現在四条通は歩道を広げる為に片側1車線化工事をしているのですが、バス停部分も1車線となっている為、バスが停車しているとそれだけで車の流れが止まります。京都市の説明では当初予想よりもバスの乗降客が増えたことなどが渋滞の原因ということらしいのですが、観光客を増加させることを目標にしてそれは無いだろうと思います。

四条通の歩道を広げている部分は地下道もありますので、地下道の利用を促進することなどはできなかったのだろうか?と思います。もっとも急いでいる時は地下道を通ると早いので人が増えると困るなぁというのが個人的には心配ですが…

中心部の車の乗り入れ規制などをしない限り四条通の渋滞は無くならないように思います。京都市は「歩くまち・京都」というものを目指しているようですが、それには公共交通機関が重要です。清水寺や祇園から京都駅へ向かうバスの混雑と渋滞を考えるとその実現は遠い道のりだなと思います。

さてこれから師範者の研究会に行ってきます。帰ってきて余裕があればもう一度更新しようかなと思っています。

忘れられない思い出に


昨日も京都では随分強い夕立が降りましたが、今日は朝から雨です。雨が続くとカビや食中毒などちょっと困ることもありますね。

さて今日は先日行ってきたお茶会について書いてみようと思います。そのお茶会はなんと大徳寺は孤篷庵で催されました。孤篷庵と言えば遠州流の系統の茶道を習う者にとっては憧れの場所の一つです。そのような所でされるお茶会に行けるというのはとてもありがたいことです。

しかも、ちょうど当流の流祖が師と出会って120年という節目の年に私も同じ場所に行けたということは本当に嬉しいことでした。このようなご縁をいただいたということは、少しは流祖も認めてくれたのかなと嬉しくなると共に、もっと精進しなければと心が引き締まる思いです。

さらにありがたいことには、「忘筌(ぼうせん)」という非常に有名な茶室(今回は濃茶席)では正客を努めさせていただきました。孤篷庵でのお茶会に参加することは今後もあるかもしれませんが、忘筌で正客を務めることはまず無いでしょう。それを私のような若造に、しかもまだまだ浅学の身である私のような者にそのような機会を与えてくださったことは感謝の言葉が思いつかない程ありがたいことでした。

後見として出てこられた先生とも楽しくお話させていただき、大変美味しいお茶を頂戴できたことは生涯忘れることは無いでしょう。30歳にしてこのような経験ができたということはまだ信じられません。

願わくは私も自分の生徒さんやお茶を習われている方にこのような良い経験をしてもらえるようになりたいものです。それには日々の精進がもっともっと必要でしょう。頑張らなければ!

菓子130
先日簡素なお茶会をした際にいただきましたお菓子で、松屋藤兵衛さんの紫野松風です。久しぶりに松風を食べた気がします。




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出し惜しみ?


昨日の京都はかなりきつい雨が降りました。一時は前が見えないくらいの雨で驚きました。関東の方では先日突風による被害が出たようですし、日本全体が不安定な大気に覆われているのでしょうか。

さて今日は表題にもありますように、「出し惜しみ」について書いてみようと思います。自宅で茶会などをする際に道具を決める時には道具などの出し惜しみはしないようにしています。もっとも一番良いものを出すということとは少し異なります。

確かに一番のお気に入りや値段の高いものを出すのも方法の一つですが、それでは取り合わせの面白さが無くなりますから私はしないですね。使いたい道具が何か一つでも決まればそれに相応しい道具で脇を固めていくという方法が一番多いです。

そうすると、主役だけでは無く「名脇役」も必要ですから「一番」だけを組み合わせることにはなりません。しかし、その「組み合わせ」は一番相応しいものを選ぶように努力します。組み合わせを考える時にも、時代を揃える方法、格を揃える方法や出会いを大事にする方法など様々なことを考えますが、その時に最もしっくりくる組み合わせを探るようにします。

頭の中で考えることも大事ですが、実際に並べて点前をすることはもっと大事だと思います。点前してみて使いにくい場合、自分の手元の調整だけで見た目に影響が無い場合は良いのですが、見ていてハラハラするようなこともあります。例えば、茶入の上にどうしても茶杓が乗らないことも。

そういった場合、盆点にしてお盆に乗せることが可能ならばそのようにしますし、無理ならばどちらかを変更することもあります。自分の腕を磨いて、見ている方に不安を与えずに置けるようになる方法もありますね。

そういったことを考えると先日の茶事では出し惜しみすることなくできたかと思います。「この一回に全てをかける」という意気込みで臨み、その通りできたようにも思いますが、終わってみるとまたお招きしたいなと思います。

ただ、そうすると次回の取り合わせをどうしようと悩むのですが、既に頭の中に設計図はできつつあります。秋の深まりを感じる取り合わせでできると楽しいでしょうね。炉開きの晴れやかな席も良いですが、名残りのひっそりとした席で頭の中は一杯です。

そういえば「出し惜しみ」と言えば、先日ある方に「最近ブログの感じが変わった。昔は『自分の知っていることを全て注ぎ込む』という雰囲気だったのに…」とお叱りを受けました。言い訳をしておくと、単に書くことが無くなってきているだけなんです…

しかしそう言うと「あなたはそんなに底が浅い人間ではないはずだ」と言われてしまいました。そのように仰っていただけるのはありがたいですが、その期待に応えられるようにこれからも頑張っていきたいです!

茶26
先日の茶事で使わせていただいたお茶です。今回は濃茶を60グラム買いました。左の薄茶(40グラムの缶)と比べると結構大きく見えますね。




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先日の茶事(番外編)


今日は変な夢を見ずにぐっすりと寝られました。睡眠が浅いのは運動不足というのも一因なのかもしれませんね。運動しなきゃ…

さて今日は先日の茶事の振り返りの番外編ということで、細々と書いてみようと思います。
酒1
今回お越しのお客さまはお酒好きの方でしたので、お酒をどうしようか随分迷いました。まあいつも迷うのですが、今回は特に迷いました。例によって、料理人の友達に相談したら「最近は○○っていうお酒が美味しくて良いよ。でも人気やから売り切れてるかも」とのことでした。

そこで酒屋さんに行って探してみるも、見つかりませんでした。困ったな…と考えていたら伊勢丹のチラシが目に飛び込んできました。以前購入して好評だったお酒が催し物会場で販売されているではありませんか!早速買いに走ったことは言うまでもありません。

お酒は全く飲まないのですが、こんな器で注いでもらい飲めれば美味しく感じるだろうなぁとは思いますね。燗鍋(かんなべ)の蓋の摘みのウサギも可愛らしいですね。

話は全く変わりますが、今回は竹の蓋置(引切)を当日の朝に切りました。竹は去年切ったのですが、上手く保存できていたのでまだまだ「青竹」と言うのに相応しい色をしていました。昔はこのように茶会の度に竹を切り蓋置にしたのですが、後に花押(サインのようなものです)を書き込んだりして保存して再利用するようになりました。

私も今回の蓋置は油抜きをして保存しようと思います。もっとも他に切った蓋置も稽古用に残していますが…

今回は新しく茶杓を削ることはしませんでしたが、時間がある時には新しい茶杓削ることもあります。遠州公も茶会の度(毎回ということは無いでしょうが)に新しく茶杓を削られていたようです。

最近は大層なものを自作されるような風潮があるようですが、故実にも目を向けてもらいたいなと思うこともあります。「名の無い茶人が茶杓を削るなんて」という声もあるようですが、古くは当たり前だったのですがね…

「素人の作る茶杓を拝見するなんて」という意見も分からなくは無いですが、客をもてなそうと費やしたその労力に感謝するということなら理解できるかと思います。確かに茶杓の出来不出来はありますので、余りに不出来であれば使わない方が良いかもしれません。

またまた脱線してしまいました…ついお茶の話になると熱くなってしまいます。




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先日の茶事(薄茶)


今日はなぜか「人違いで指名手配されて追いかけられる夢」を見ました。警察官らしき人に「○○だな?」と聞かれるのですが、全然知らない名前なので「違います」と答えても「○○だろう!」と言われて追いかけられる破目に…しかも街中には私の顔写真で別の名前の人の指名手配のポスターが貼られる始末。一体何から逃げ出したいのでしょうか…

さて今日は連日お伝えしている先日の茶事シリーズの薄茶です。
茶25
今回は柳桜園さんの「新茶抹茶」を使わせていただきました。新茶抹茶は2種類あり、以前ご紹介した「浮舟」というお茶にするか迷ったのですが、今回お越しいただく方は以前「濃茶用のお茶を薄茶にするとパンチが無くて物足りない」旨のことを仰っていましたので、こちらにしてみました。

なお今回は薄茶はお詰をしていただいた生徒さんに点てていただきました。私の薄茶の点前は皆様ご覧になったことがありますので、男性ではなく女性がするとどのように見えるかということも知っていただければと考えました。

生徒さんは随分緊張されていたことと思いますが、この経験があれば今後、今回程緊張することはまず無いかと思います。タイミングやお稽古の進み具合に応じて、できるだけ色々な場面でお茶を点てる機会を生徒さんには持ってもらえればと思っておりますので、今後も何か機会を作っていけるようにしたいですね。

いつものお稽古も非常に大事ですが、普段と違うことや違う人に見られる経験というのも大事なものです。しかし、時々そういったことばかり重視して普段の何気ない稽古を疎かにされる方もいらっしゃるようです。

私は自分を助けてくれるのは「基本の稽古」だと思っています。最も基本となる薄茶の点前や、さらに言えば帛紗さばきや茶巾の扱い、柄杓の扱いなどをどれだけ反復練習するかが重要になると思っています。どれだけ緊張していても身体に染み付いた動作、例えば帛紗さばきなど、をすることで落ち着くというようなことがあります。

その為、家では道具が無くてお稽古できないという方には、「毎日帛紗さばきだけでもすると良いですよ」とお伝えしています。帛紗でなくとも毎日茶筅を振るのでも良いでしょう。それだけで全然違う結果になると思いますよ。

だいぶ話が違う方向へ行ってしまいましたね…でも「基本の点前というのは非常に大事なものなんだ」ともう一度見つめなおしてもらいたいものです。




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先日の茶事(食事)


最近は天気予報が随分変わりますね。明日は雨と聞いておりましたが、今インターネットで調べると明日は晴れの予報になっていました。気象予報士の方も大変ですね。

さて今日は皆さんお待ちかね(?)の先日の茶事の食事のご紹介です。勝手に「お待ちかね」と決めているのはただ私の食い意地が張っているからかもしれません。

前置きはさておき、写真です。
点心1
瓢亭さんの半月弁当です。

「一世一代とか言う割りに自分で作らないのか?」と思われた方もいらっしゃるかと思いますが、梅雨の時期ですから、食中毒など万が一のことがあったら大変だということで、この時期は基本的に仕出弁当を取ります。何かあったらその方にもうお目にかかれないですから。

料理人の方に来てもらい料理を出すということもあるのでしょうが、それには当家の台所では…もっと整理整頓をしないといけないのでしょうが、居住部分は中々進まないのが現状です。早くそういった部分も綺麗にできるよう頑張らないと!と思います。

さて瓢亭と言えば、「瓢亭玉子」とも呼ばれる「煮抜き玉子」が有名ですね。煮抜き玉子と言っても関西で無い方や若い方は分からないかもしれませんが、「(固)ゆで玉子」のことを関西ではこう呼びます(これは「固ゆで」とまではいかない茹で具合だと思います)。まあ私も普段は「ゆで卵」と言いますが…

写真を見るだけでも美味しそうですね…こういう写真をご紹介すると普段から美味しい物を食べていると誤解されてしまうのですが、私は基本的に何でも美味しく食べられるので牛丼屋さんなどにも入ります。たまに「牛丼屋さんなんて行ったこと無いでしょう?」と聞かれることがありますので、ちょっと余談を入れてしまいました。

煮物2
お弁当にはお吸い物も付いています。もうそろそろハモが美味しい季節ですね~。お吸い物として考えると汁が少ないですが、煮物碗と考えるとこれくらいがちょうど良いように思います。ただ、非常に美味しいお出汁だったのでもう少し味わっていただいても良かったかな?とも思いました。

確か、瓢亭のご主人高橋栄一氏が仰っていたと思うのですが、「良い出汁は人間性を豊かにします」とのこと。確かにこの出汁を毎日飲んでいれば穏やかな素晴らしい人に成れるのではないか?と感じるような出汁です。

もっとも好みがありますから、そう感じない方もあるでしょう。でも私は非常に好きな味です。私の好みのお茶の味と同じように、優しくて、良い味の余韻が感じられる、そんな味のお出汁です。

そういった意味では好みがはっきりとしているのかもしれませんね。くどいようですが、普段は何でも美味しく食べますからね。修学旅行の時などに同級生が皆「不味い」と言っている時でも美味しく食べておりましたので。

まああれは若気の至りみたいなものなのでしょうが…不味いということがカッコいいと思っているような子もいましたからね。「俺は普段良いもの食べてるんやぞ~!」ということなのでしょう。どうやら私は子供の時から醒めた目で周りを見ていたのでしょうね(笑)




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先日の茶事(花)


昨日の京都は晴れて暑くなりましたが、今日も朝から晴れてもう暑くなってきています。明日の夜くらいから雨が降るそうですので、今のうちに庭掃除をしておこうと思います。

さて先日から続いております茶事シリーズですが、今日は花をご紹介しようと思います。
花4
姫檜扇(ヒメヒオウギ)と千両(左側)です(この写真は後日新しい花に変えて撮り直したものです)。大体同じような雰囲気にはなってくれましたが、当日はもう少し千両が左を向いていたように思います。

千両はよくお正月などに実を生けているのをご覧になることがあると思います。しかし、実は見たことがあっても花は知らないという方も結構いらっしゃるのでは無いでしょうか?かく言う私もその一人で、今回の花は母の着想によるものです。

昔から植物に余り興味の無かった私は今も花を入れるのが苦手です。最近はそんなことも言ってられないので少しは入れるようにしておりますが、まだまだ母には敵いません。今回は朝の内に母が予め選んで花入に入れておいてくれたものを私が直すという方法を採りました。

なおこの花入は窓がそう大きくなく、また水が溜まる部分が非常に浅いので、花を留めるのが大変です。今回は千両の茎を結んでおいて、その輪の中へ姫檜扇を入れて留めておりました。そういった機転を利かすのは上手にしてくれるので大変助かります。

これまで母と私は役割分担をしてお互い切磋琢磨してきました。私は点前や茶道に関わる知識・故実などを担当し、母は花、書、能などの茶道と密接な関係にある日本文化を担当しておりました。得意分野が元から違っていたので助かりましたが、こうすることで一人だけでは得られない知識を得ることができたと思います。

お互い言いたいことをはっきり言う性格なので、母の入れた花を私が酷評することもありますし、私の取り合わせをボロカスに言われることもよくあります。そうしたことから私達の会話を初めて聞いた人は親子だと思われないこともあるようです。

実際、母が私のことをどう思っているのかは知りませんが、私は「母親」というより「戦友」という風に言うのが一番しっくりくるかもしれません。将来私に子供がいたら、自分もそのように子供に思ってもらえると良いなと思います。

ちょっと話が逸れましたが、次回はお待ちかね(?)の食事についてご紹介しようと思います。もしかすると途中全く関係ない話を挟むかもしれませんが…




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先日の茶事(濃茶)


昨日は入梅でしたね。天気も梅雨らしくなってきてしばらくは雨が続きそうです。そうすると庭のコケが綺麗になってくれるので楽しみです。

さて昨日は中立のところまで書きましたので、今日は濃茶です。
茶24
今回使いましたお茶は柳桜園さんの「錦上の昔」です。ここぞという時はやはり一番好みのお茶を使う方が安心できます。時期が違うと「炉開き抹茶」などの「無上」という銘のお茶にしたのですが、今の時期は販売されていません。

今回の取り合わせは中々苦労しました。というのも前日のちょっとした茶会にもお越しいただいた方がいらっしゃいましたので、同じ道具を使う訳にもいかなかったからです。昨年2つの茶会を同時平行で行った経験が活きました。

また点前の違いなどに相当ご興味をお持ちの方々でしたので、平点前でもいけないか?と考えました。しかし、よく考えると薄茶の点前はご覧いただいたことがあるのですが、濃茶の点前は初めてでしたので平点前でも良かったのかもしれません。

そんなことはともかく、今回は「茶碗披き(ちゃわんびらき)」の点前をしました。この点前については過去の記事をご覧ください。盆点や両名器、五段柄杓など色々と候補もあったのですが、取り合わせとの関係で決めました。こんなに点前と取り合わせで悩むことは無かったと思うくらい悩みました。

最近ブログと同じで取り合わせなどもネタが尽きてきたように思います。何とかしないといけないと思うのですが、対処方法が全く分かりません。ちょっとバカンスにでも行けば良いのでしょうか(笑)

なお肝腎の濃茶の服加減は少し薄め(当流では「伸びた」と言います)でしたが、5人分ということを考えるとちょうど良い加減だったと思います。前日の出来が悪すぎただけに心配しましたが、何とかなって良かったです。前日はやはり湯相(ゆあい、湯加減のこと)が悪かったのと、気合の照準をこの日に定めすぎていたことが原因でしょう。

余り集中できていない時でもそれなりのお茶は点てられるように稽古してきましたが、湯相が悪いとどうにもなりません。そういった意味でも炭点前というのは非常に大事な点前だということが分かりますね。



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一世一代の茶事


昨日は更新しようと思っていたら寝てしまっておりました。暑かった日に比べて随分涼しくなりましたから寝るのにはもってこいですね。「寝る子は育つ」と言いますが、私の場合は前後左右に育ってしまいそうです…

さて今日は先日当家で行いました私にとっての一世一代の茶事のことについて書いてみようと思います。お迎えしたのは普段から大変お世話になっている方で、今回はご家族でお越しいただきました。

その日は朝からお茶会に行き、帰って茶事という流れでしたので中々準備が大変でした。しかも、普段裏方をしてくれる母がいない日だったのです。誰か裏方がいてくれると「お菓子盛っておいて」とか「お湯沸かしておいて」とか頼めるのですが、そういったことを全て一人でこなしつつ、点前もしないといけないと大変です。

予め当日の動きを想定しておきますが、想定通りに行かないのがお茶の楽しみでもあります。そうすると一人では中々大変です。そういったこともありましたので、お詰めを生徒さんにお願いして色々と助けてもらいました。近代数寄者が活躍した頃はお詰めには道具商の方がなり、亭主を支えるということもよくあったようです。

生徒さんも色々と大変だった思いますが、巧者の客振りを見ることができ、大変良い勉強になったことと思います。こういう経験というのは中々できないものですが、非常に良い勉強になります。むしろ私がその立場にいたかった位です。

今回想定外だったことは、開始時間が予想より早かったことです。お客さま方は別の予定を済まされてから来られることになっていましたので、その時間を想定してお料理の配達をお願いしていました。私自身も何時に帰れるか分かりませんでしたので、遅めの時間でお願いをするしか仕方ありませんでした。

その為、炭点前の最中にお料理を受け取ることになってしまいました。点前中にインターホンがなりましたので、変な部分で中断とならないようキリの良い部分まで進めて受け取りに。戻ってきて流石に少し焦りがあり、いくつか変なこともありましたが、火はしっかりと熾りました。

炭が済み、お菓子を召し上がっていただき、中立を。蚊が多いことと、暗くなってきておりましたので室内を通っていただきました。
菓子127
今回使いましたお菓子です。近所の末廣屋さんの「朝顔」です。この写真はどのお菓子にして、器をどうするか検討する為に買ったときに撮った写真です。当日とはちょっと色などの雰囲気が違ったように思います。

長くなったので続きは次回に。




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プロフィール

山荘流茶道教室

Author:山荘流茶道教室
京都市東山区にて山荘流の茶道教室を開講しております。
静かな環境で非日常を楽しめる教室を目指しています。

初心者の方から丁寧にお教えいたします。もちろん他の流派を習っていた方やブランクのある方も大歓迎です。

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