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炭を切る


早いもので1月も今日で終わり、明日からは2月ですね。今日は昨日に比べると寒くなりましたので、寒暖差で体調を崩さないようにしたいです。週末の茶会には万全の体調で臨みたいですしね。

今日は茶道において目立つ存在ではないものの、非常に大事な役割を果たす炭について書いてみようと思います。言うまでもなく、お茶を点てるにはお湯が必要ですが、そのお湯を沸かすのに炭を使います。もっとも、現在では様々な制約により電熱器を使われることも多いと思います。

ただ、炭を使うと言ってもどんな炭でも良いというわけでもありませんし、炭点前で使う炭は寸法も決まっています。大きな流派であれば所定の寸法に切られた炭が販売されていることも多いのですが、当流のように小さな流派の場合、大きな炭を買ってきて自分で切る必要があります。

そこで、先日のお稽古では生徒さんに炭を切ってもらいました。
炭15
なお、当流では上の写真のように様々な形の炭を使用します。一番切るのが難しいのは右下に移っている輪炭(わずみ)と呼ばれる炭でしょう。

これは現在の当流では、直径が2寸~2寸3分程(約7cm程度)で、厚さが5分(1.6cm程度)に切るのですが、慣れないうちは切っている最中に割れてしまうことがよくあります。

実際、今回切ってもらいましたが、結構な回数失敗されていました。割れてしまうと点前では使えないので、注意しつつ切るのですが、細心の注意を払っても上手くいかないこともあります。慣れれば随分楽になるのですが…

なお、最近では電動ノコギリなどであっという間に切ってしまうこともできるのですが(しかも失敗が少ないらしいです)、自分の手で切ることも経験しておいた方が良いと個人的には思います。

切ってしまうとそれで準備完了かと思いますが、実はそうではなく炭を綺麗に洗うことが必要です。当流では炉の場合、胴炭(どうずみ)と言われる大きな炭は素手で触りますので、表面が汚れていると手も汚れてしまいます。

それを防ぐ意味だけではなく、炭の表面などに炭の粉が付いていると爆ぜる(はぜる)原因となると言われています。爆ぜるというのは、バチッと大きな音を立てて火のついた炭の粉が辺りに飛び散ることを言いますが、この粉が手などの体に触れると火傷することもあります。

以前、ある茶会で爆ぜて飛んできた火の粉が手に当たり大変熱い思いをしたことがあります。そういったことを防ぐ為にもしっかりと洗って炭の粉を落としておくことが必要です。

しかし、どれだけ頑張って洗っても、炭の質などが悪いとどうにもならないことがありますが…それでも、しっかりと洗っておくことは大事です。上の写真を見るだけでは分からないような手間が実はかかっています。もし、どこかで炭を見る機会があれば、よくご覧になってみてください。




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茶会の日がもうそこまで…


気がつけば1月ももう25日ですね。初天神も終わり、いよいよ2月です。そうするとすぐに茶会の日がやってきてしまいます。

まだもう少し先だと少し油断しておりましたが、もうそんなことを言っていられる状況ではありません。一つ一つ確実に準備してその日を迎えたいと思います。

今回の茶会は私にとって初めて松殿山荘以外の場所で行う大寄せの茶会です。初めての場所となると色々と勝手も違います。そういったことで色々と苦労することもあるでしょうが、それもまた楽しみな部分でもあります。

今回は来られる方も茶会慣れしている方がほとんどになりますので、やりやすい部分とやりづらい部分があります。また、当流の茶会に初めて来られる方がほとんどでしょうから、そこも考慮しつつ進めていく必要があるでしょう。

道具にしても、普段松殿山荘や自宅でしている時には使いやすい道具が、今回の場所では合わないということもあるかと思います。今回は前日に準備ができるので、その時に実際に置いてみて確認しながら決めようと思っています。

そういったように全てが初めてのことだらけなので不安も色々とありますが、非常に楽しみでもあります。私はそんな風に思っていますが、生徒さんは緊張されていることと思います。

生徒さんや来られる方により楽しんでもらえるように、しっかりと準備して当日を迎えたいと思っています。

雪景色20
先日の雪の日の当家の松です。茶会の日は雪にならないと良いのですが…





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初釜(主菓子)


昨晩からの雨で当家に残っていた雪もすっかり解けましたが、週明けにまた雪の予報が出ておりました。今回は積もることがなければ良いのですが…

さて、今日は遅くなってしまいましたが、先日の初釜の際の主菓子のご紹介を。
菓子234

今回は珍しく羊羹です。こちらは、「暁の梅」という銘で、亀末廣さんのお菓子です。こちらのお店ではよく粟羊羹を買わせていただいておりましたが、今回はこちらにしてみました。華やかな雰囲気も、銘もお正月にピッタリですね。

今回は随分と久しぶりに「縁高(ふちたか)」と呼ばれる菓子器を使いました。
菓子235
この写真を撮った時にはもう縁高を洗って乾している最中だったので、横に置いておりますが…

この縁高の扱いは流派によっても様々で、茶会などで出てくると少々困る道具と言っても良いかと思います。まあ自分の流派の作法で扱うしかないのですが、普段そう扱うことが無い道具なのか自信を持ってできる方が少ないように思います。

なかなかこういったところまでお稽古で教わる機会が無いのかもしれませんが、出てきた時にはしっかりと押さえておきたいものです。とはいえ、何度も繰り返して稽古しないと忘れるものですので、時々はこういった道具も使わないといけないなと思いました。

これから当流の師範者研究会へ行ってきます。今年最初の研究会はどんな感じになるのでしょうか?




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雪景色


久しぶりの更新となってしまいました。先日は凄い雪でしたね。ちょうどその日は東京の茶会に行く予定だったのですが、非常に大変でした。行きの新幹線も2時間以上遅れ、人生初の特急料金の払い戻しを受けました。

そんな凄い雪の日は当家の庭もこのように雪化粧しておりました。
雪景色19
雪の日の朝は辺り一面が白黒の世界に変わりますが、その厳しい雰囲気が私は好きです。ただ、寒いのは苦手なので早々に部屋に籠ってしまいますが…

近所のお寺の門もこんな感じでした。
雪景色21
この写真を撮った日の翌日だったと思いますが、タクシーがUターンしようとしていたら、タイヤがスリップして苦労されていました。私は雪の予報の日は車には乗らないようにしていますが、乗らないといけない人は大変ですね…



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初釜(干菓子)


随分と寒くなりましたね。明日、明後日は広い範囲で雪に注意が必要とのことで心配です。明日はお稽古の後、高校時代の恩師と食事をして、明後日は東京の茶会に行くというのに…明日からセンター試験という方はもっと大変でしょうね。雪にも試験にも滑らないことをお祈りします。

さて、今日は先日の初釜の際の干菓子のご紹介を。
菓子233
今回は亀廣保さんのお菓子にしました。当家で茶事や茶会をする時にはほとんどこちらのお店の干菓子を使わせていただいております。

右は少し分かりにくいかもしれませんが、有平糖でできた鶏です。赤いトサカが可愛らしいですね。左の種合わせは根引き松です。こちらの種合わせはいつも美味しくて楽しみにしています。

なお、この写真では2組ずつしか写っていませんが、実際はもう少し盛っています。今回は途中で写真を撮っている余裕がなかったので後からの撮り直しです。

どのように器に盛りつけるかはいつも悩まされます。当流ではこうしなければならないという規則はありませんが、色々と決まりのある流派もあることでしょう。どちらが楽ということは無いと思いますが、決まっていないとその人の感性だけが頼りなのでなかなか難しいように思います。

この辺りは様々なところで盛り付けを見たり、良い絵(特に日本画)や着物の図案などを見て感性を磨くしかありませんね。これも日々勉強です。




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初釜の花


お正月休みも終わり(そんなもの無かったよ!と仰る方もあるかもしれませんが…)、そろそろ普段の生活の感覚を取り戻された方が多いと思いますが、私はなかなか取り戻すことができません。なんとか早く取り戻せるようにしたいです。

さて、今日は先日の初釜の際の花をご紹介しようと思います。
花11
花も写真も思い通りにいかなかったのですが、こんな感じに今年はなりました。花は普段お世話になっている東京の道具屋さんが年末に送ってくださった越前水仙で、花入は自作です。

この花入の切り方は「輪無二重切(わなしにじゅうぎり)」と言い、遠州流でよく見られる形です。なお、この形は、遠州公の元にある茶人が二重切の花入を持ち込み、「少し破損してしまったので、なんとか良くしてもらえますか?」と頼んだところ、遠州公は上の輪の部分を切り取り、その花入を「復活」させたことに始まると言われています。

なお、その花入は「再来」という銘がつけられ、現在根津美術館の所蔵となっています。

今回の花入は去年のものに比べると少しはマシになったかと思いますが、やはりまだまだ納得はできません。ちなみに去年はこんな感じの出来でした。
椿5

まだもう一本竹を残してあるので、また頑張って作ってみようと思います。そちらはどんな形にしようかまだ決まっていません。もう一度竹をよく見て考えようと思っています。




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初釜を終えて


気がつけば1月も2週目ですね。年末から毎日慌ただしく過ごしており、あっという間に時間が過ぎていきます。

そんな毎日ですが、本日なんとか無事に当教室の初釜を終えることができました。昨年は諸事情により、初釜を行うことができませんでしたが、今年はなんとか無事に行うことができてホッとしています。

昔、母が中心になって教えていた時は母が初釜をしておりましたが、私が中心になって教えるようになってから初めての初釜ですので、非常に感慨深い会となりました。

詳しい内容や写真などは明日以降にさせていただこうと思っていますが、明日は明日で友人やお世話になっている方との新年会があります。来週はお茶会に招かれており東京まで行ってきますが、午前中に別の予定を京都で済ませ、新幹線で東京へ向かいその日の内には京都に戻らないといけません。

そうこうしている内に来月の茶会が迫ってきておりますし、それが終わればお茶事に行かせていただきます。そんな話を今日の初釜でしておりましたら、生徒さんに体調を心配されました。

確かに結構な過密日程ですので、体調管理には気を付けつつ、頑張っていきたいです。もちろん、行事だけでなく、日々のお稽古も大事にしていきたいと思っています。



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新しい年


あけましておめでとうございます。昨年は更新が滞ることも多かった当ブログをご覧いただきありがとうございました。本年はもう少し更新を頑張りたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

先日12月になったなと思ったら、もう年が明けてしまいましたね。今年はどんな年になるのでしょうか?2月と10月に茶会が既に決まっておりますので、忙しい年になりそうです。しっかりと準備をして頑張ろうと思います。

来月の茶会の準備も大事ですが、まずは来週の初釜ですね。花入はなんとか去年の内に完成させることができましたので、後は取り合わせを考えるだけです。とはいえ、軸と茶碗、水指はもう決まりましたので、他もすんなりと決まってくれるのでは?と期待しています。

まあ、そういう時に限って他の道具が決まらなかったりするので、まだまだ油断はできません。それ以外にも細々とした準備は結構ありますので、漏れの無いように準備しないといけませんね。

当家の初釜が終われば、2月の茶会の準備を本格化させないといけません。こちらは取り合わせに苦労しそうです。ある程度決まっているものもありますが、実際にその場に置いてみて合わせてみないと分からないことも多いです。

それでも2月の会は前日に準備できるので比較的余裕を持って対応できるかな?と思っています。

こんな状況で始まった今年ですが、実りある年にしたいですね。皆様にとりましても本年が良き年となるようにお祈り申し上げます。




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プロフィール

山荘流茶道教室

Author:山荘流茶道教室
京都市東山区にて山荘流の茶道教室を開講しております。
静かな環境で非日常を楽しめる教室を目指しています。

初心者の方から丁寧にお教えいたします。もちろん他の流派を習っていた方やブランクのある方も大歓迎です。

ご興味を持たれた方や習ってみたいなと思われた方は、どうぞ気軽にメールフォームからご連絡ください。

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