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「お西さんに行かナイト。」(飛雲閣などへ)


まだ5月だというのに暑い日が続きますね。京都では土曜日から4日連続で30℃を越える真夏日となりました。土曜日のお稽古の際は袷の着物を着ましたが、日曜日はさすがに単衣にしました。

先日、西本願寺飛雲閣へ行ってきました。西本願寺では昨年の秋も「伝灯奉告法要」の関連行事として飛雲閣などの特別公開をされていましたが、この春も開催されています。

前回の関連行事でも夜間特別公開をされていたと思いますが、今回は表題にもありますように「お西さんに行かナイト」というキャッチコピーで前回よりも長い期間にわたって夜間拝観を開催されています。

飛雲閣2

前回は飛雲閣の写真撮影は禁止でしたが、今回は特にそのようにされてはいませんでした。しかし、前回は撮影禁止を無視して勝手に写真を撮る人が多くて係員の方も苦労されていました。その程度の決まりくらいは守って欲しいものですね…

なお、飛雲閣はこの特別公開が終わるとしばらくは補修工事に入るそうです。今月末までのこの機会に是非行ってみられてはいかがでしょうか。




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畠山記念館へ


このところ何日か続けて暑かったですね。京都では日曜日が27.9℃、昨日は26.8℃となり、特に日曜は外国人観光客や修学旅行生も辛そうにしていました。とはいえまだ5月です。夏本番となればもっと暑い日が続きますから、体を慣らしていかないといけませんね。

さて、今日は先月行ってきました畠山記念館の感想を。現在畠山記念館では「茶の湯の名品ー破格の美・即翁の眼」という展覧会を来月の18日まで開催されています。

今回の目当ては松平粉引だったのですが、以前見た時ほど良さを感じることができませんでした。好みの変化なのか、その時の体調なのかは分かりませんでしたが、初めて見た新鮮さを失ってしまったのかもしれません。まあ、それでも良い茶碗だなとは思ったのですが…

もしかすると以前見た時の印象から変に期待し過ぎてしまっていたのかもしれませんね。こういう先入観を持って道具を見ることは余り良くないのでしょうが、なかなか難しいものです。「大名物だから」とか「国宝だから」とかいったことを考えてしまうとそのものを見ることができなくなりやすいと思います。

少し話が逸れてしまいましたね。今回の展示で私が気に入ったものは水指3点です。南蛮の縄簾の水指に、信楽の水指、そして志野の水指「古岸」です。志野は昔は余り好きではなかったのですが、最近は物にもよりますが良いなと思うようになりました。

なお、この「古岸」は現在東京国立博物館の「茶の湯」展に今日から出展されていますので、ご興味がある方はそちらでご覧になってみてください。私も近日もう一度「茶の湯」展に行きますので、もう一度じっくりと拝見しようと思っています。

昔は余り好きでなかったものと言えば、「織部」もそうなのですが、今回畠山記念館に出展されていた黒織部の筒茶碗は良かったですね。配布されている目録に簡単な絵まで描いてしまうくらい気に入りました。

このように好みというのも随分と変わります。今回はそう思いましたが、もう一度行って同じことはきっと思わないことでしょう。かと思えば、道具の取り合わせが毎回似通ってしまうように変化しにくいこともあります。その辺りのバランスを上手に取りながらお茶に向き合っていければなと最近は思います。

他にも、駅まで紋付を着て出迎えたという逸話の残る伊賀の花入「からたち」や古銅の龍耳花入「九州」なども良かったですし、酒器では備前の火襷(ひだすき)の徳利「松風」と「村雨」、刷毛目の盃も良かったです。利休好みの舟形銚子は蓋のツマミが錨の形をしていたのが洒落がきいていましたね。

書画では抱一の十二ヵ月花鳥図と光琳の八橋図・秋草図団扇が良かったですね。光琳の団扇は、団扇の状態で残っている貴重なものということでした。確かに柄から外されて掛け軸として残っているものが多いですね。

12ヵ月花鳥図は私が行った時には4月の「芍薬に燕」の図でしたが、現在は6月のものに展示替されています。他にも展示替がありますので、気になる方はホームページをご覧になってから行ってみてください。


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茶席での言葉の選択について


近頃は朝晩と日中の気温差が大きいですね。というか日中が暑すぎるだけなのかもしれません。まだ5月だというのに…この調子だと今年の夏は暑くなるのでしょうね。

さて、今日は茶席での言葉の選択について書いてみようと思います。これはある茶会にて私が言われたことなのですが、仰った方はこのブログをご覧になってはいないと思いますし、ご覧になっていたとしてももう忘れてられると思いますのでもう解禁しても良いでしょう。

その茶会で当流の流祖高谷宗範の書を掛けたのですが、席中の会話で「当流の流祖の書です」という旨の説明をした後に「軽い軸」と言われてしまいました。

「軽い」というのは、茶席において誉め言葉として使うことは余りありません。茶碗などの道具を持った際の重さが軽いことを「手取りが軽い」とかお菓子の「サクサクとした軽い食感」などという使い方の場合は誉め言葉としてとらえることもできますが、掛け軸の場合は誉め言葉と考えることは難しいです。

現在では体重が軽いとか、細いといったことが「誉め言葉」として認識されることが増えたからなのか分かりませんが、「軽い」と言っても気にならなかったのかもしれません。しかし、「軽い人」ということを聞いて誉めていると考える方はきっとまだいないだろうと思います。

恐らく「軽い」と仰った方に悪気は無いのだろうと思いますが、聞いた私はショックが大きく、一瞬言葉に詰まってしまいました。もし悪気があったなら相当神経の図太い方なのでしょうが、さすがにそれは無いでしょう。そう信じたいだけかもしれませんが…

これは勝手な想像ですが、「軽やかな書体」と仰りたかったのでは?と思っています。これであれば貶しているような感じは全く受けませんからね。

他に掛け軸の場合で「軽い」といったことを言う場合としては、寄付などに飄々とした雰囲気の画賛などを掛け、本席には禅僧の一行などを掛けた場合に寄付の軸のことを言う場合が考えられます。ただ、その場合でも「軽い」というよりは「軽やかな」と言う方が角が立たないように思います。

そういったことを考えると茶席での会話というのはつくづく難しいなと思います。もっとも、茶席だけでなく、どんな時でも言葉を上手に操るのは難しいと言った方が正しいですね。

まあ、こればかりは人によって感じ方も様々です。日々の会話で注意して言葉を選び、茶席では上手な主客のやり取りを聞くことで少しずつ上手になっていくしかありません。と偉そうに言っている私も色々と失敗を繰り返しています。日々の精進が大切ですね。


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松殿山荘公開の呈茶(2017・春)


大型連休も終わりですね。色々と楽しいことがあった方も、全く連休どころでなかった方もお疲れ様でした。私は休みは全くないような状況でしたが、なんとか無事に松殿山荘の公開の呈茶席を終えることができました。

今回は珍しく長板を使用したのですが、点前座の写真を撮り忘れてしまいました…実際の成立過程には諸説あるようですが、当流では「長板は台子の天板と柱を取ったもので、侘び人の作為であり余り使用しない」とされていますので、普段は余り使いません。

しかし、点前座の雰囲気を変えてくれるので今回は使ってみましたが、写真を撮り忘れてはいけませんね。代わりに今回入れた花の写真をどうぞ。

花13
余り上手く写真が撮れませんでしたが、実際はもう少し雰囲気良く入れてありました。ヤブデマリを今年のお正月に切った輪無二重切に入れてみました。

板床なので本来は敷板は必要ありませんが、露や湿気で床の板に濡れるのを避ける為に今回は敷板を使用しました。写真を撮る時だけ外しても良かったのですが、板にシミなどがついては困りますからね。

これまで大事に使われてきたのでしょう、大きな傷やシミも無くこれまで伝えられてきていますから、これからもこのままの状態を保てるようにしたいですね。

非常にどうでも良いことですが、今回何の花か尋ねられた方はいらっしゃいましたが、花入にご興味を示された方はほとんどいらっしゃいませんでした。若干寂しい気もしましたが、それだけ花を引き立てる花入だったと自分を慰めておきます。

来年はどんな花入を作ることができるでしょうか?どんな竹に出会えるか今から楽しみです。


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Author:山荘流茶道教室
京都市東山区にて山荘流の茶道教室を開講しております。
静かな環境で非日常を楽しめる教室を目指しています。

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