身体の柔軟性と当流の点前
今日はお稽古でした。先日4時間続けてお稽古されたお話を書きましたが、今回は5時間半でした。相変わらずすごい集中力です。なおその間私の点前を2回ご覧になりましたが、普段自分では意識しない部分について質問されるので私にとっても非常に良い勉強になります。
その方はもう点前の順番はほぼ完璧に覚えてられる様子でしたので、かなり細かい動作の部分まで踏み込んでお伝えさせていただきました。ただ少し残念な点が一つ、「身体が少し硬い」ということです。
私は中学校の時に野球部だったのですが、冬場のトレーニングの一環として、柔軟性の測定というのをしたことがありました。その際、当時在籍していた野球部(40人程でしたでしょうか?)の中では最も柔軟性に優れた身体という結果でした。自分自身としてはそこまで身体が柔らかいとは思っておりませんでしたが、以外と柔らかい方なのかもしれません。
昔はうつむけに寝て、身体をエビ反りにして、頭と足がくっついたのですが、先程やってみたら見事につかなくなっていました。さすがにそこまでの柔軟性は必要ではありませんが、身体の可動範囲を最大限に使うことは当流の点前において重要なのだと思います。特に肩や腰の可動範囲を広くするということが大事だということに気がつきました。
昔、当流の師範だった方で、90歳になっても背中で肩越しに両手を組めるという方がいらっしゃいました。これならまだ私も大丈夫でしたが、結構きつくなっていましたね…このブログをご覧になっているあなたもぜひ一度確かめてみてください。
そんなこんなでこの機会に一度、当流の点前で必要な柔軟性を養う為の柔軟体操を考えてみようと思った次第です。そうなってくるとスポーツ理論も勉強しないといけないのでしょうね。は~、大変だ!
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