藤田美術館へ
今日は久しぶりの朝の更新です。もうすぐ東京に行きますので準備をしないといけないのですが、なかなか進みません。何とか山荘の一般公開の呈茶席の道具組みはできたのですが、忘れ物をしないようにしないと!
さて今日は先日行ってきました藤田美術館の展覧会のご紹介です。

藤田美術館では現在「組むたのしみ」(6月14日まで)という展覧会をされています。
今回はホームページに載っていたチラシに「利休ととや」の茶碗が写っていたので、前から行こうと思っておりました。「利休ととや」という茶碗は、「斗々屋(ととや)茶碗」という高麗茶碗の一つなのですが、他の物とは随分雰囲気の異なる茶碗です。
もとは名前の通り利休が所持していたのですが、その後、織部、遠州の手に渡った非常に有名な茶碗です。今回初めて拝見しましたが、写真などで見て想像していたよりもずっと小振りな茶碗でした。今度東京で拝見する予定の志野茶碗の「卯花墻(うのはながき)」も写真で見るより小振りだと聞いたことがありますが、今からそちらも楽しみです。
また、写真では均整の取れた印象だったのですが、意外といびつな形をしていました。また色味も、照明の感じかもしれませんが、ずっと明るい色に見えて驚きました。しかし、あの茶碗で中に茶入を入れて点前をするのは難しいですね…(詳しくは過去の記事をご覧ください)
他にチラシに載っていた茶碗として、御所丸(ごしょまる)茶碗「緋袴」があります。御所丸というのは、御所丸船という船で朝鮮半島より運ばれたことからその銘がきていると言われております。こちらも高麗茶碗の一つなのですが、日本で焼かれた織部茶碗と非常によく似ております。

(画像提供:東京国立博物館)
こちらの写真は織部茶碗ですが、今回の展覧会のチラシ(藤田美術館のホームページで見ることができます)の左上の写真と見比べてみてください。どちらも古田織部の指示によるものと言われておりますが、非常によく似ていますね。これでは見分けがつきません。
チラシに出ている茶碗はもう一つあります。古井戸茶碗の「老僧」という茶碗です。以前根津美術館で行われた井戸茶碗の展覧会の際にも出展されていたのですが、この茶碗の展示期間外に行きましたので見ることができずにおりました。
先日お家にお邪魔させていただいた陶芸家の方はこの「老僧」が井戸茶碗の中でも非常にお好きだと仰っていましたが、私はまだこの茶碗の魅力は理解できませんでした。私の好みは端正な茶碗なので…この茶碗は井戸茶碗としては破格のものと言えるでしょう。
ただ、「古井戸」は「小井戸」とも書かれることがありますが、全然小さくはありません。もっとも「大井戸」と言われる茶碗に比べると小さいのは事実ですが、それでも「小井戸」とは言いにくい大きさの茶碗です。
なおこの茶碗も織部が所持していたと言われておりますので、今回チラシに載っていた茶碗は全て織部との関連性のあるものと言えます。最近は漫画などの影響でか織部が人気のようですね。一度読んでみた方が良いのかもしれませんが、時間がありません。
美術館の感想を書くとすぐに文章が長くなってしまいますね…もっと上手な文章が書けるように勉強しなければ…続きはまたの機会に。
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