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先日の茶事のお菓子


今日も暑かったですね。それでもこの時間になると涼しい風が吹いてきてだいぶ過ごしやすくなります。

さて今日は先日の茶事の際のお菓子をご紹介しようと思います。
菓子199
今回も亀末廣さんのお菓子で、観世水の薯蕷(じょうよ)饅頭です。この器に盛ったのですが、この写真ではどんなお菓子かちょっと分かりにくいですね。

菓子198
大きく写った写真ではこんな感じです。以前、「皿をなんとかした方が…」というご意見をいただきましたが、同じ器で写真を撮り続けると大体のお菓子の大きさが推定できるのでは?と思っていますので、当面はこの方法で写真を撮ろうと思っています。

お菓子屋さんとしては器にもこだわって写真を撮って欲しいと思われているかもしれませんが、地味な器にすることでかえってお菓子の様子が分かりやすくて良いと思われているかもしれません。

この辺りは取り合わせを考える時も同じだろうと思います。器を主役にしたいこともあるでしょうし、反対にお菓子を主役にすることもあるでしょう。また、それぞれの良い面を引き出そうとすることもできるかと思います。

自分の感性を信じて、それぞれがより良く見えるように考えることが大事だと思います。まあ、それが難しいのですが…

菓子200
干菓子は今回は亀廣保さんのお菓子にしました。蛍を1匹だけ飛ばしましたが、今頃ならもう少し多くしても良かったかもしれませんね。この1匹の蛍を誰が取るかは、早い者勝ちですね。なお、今回はとりあえず皆さん遠慮されて、最後正客まで器を戻してそこで正客が取られました。

そうすると器の拝見もしやすいので、なかなか良い方法だと思いました。これも当流では「必ずこうすべき」というものはありませんので、その場に応じた方法を客全員で瞬時に判断してすることが求められます。

これが面白いところで、かつ非常に難しいところですね。まあ、間違えたところで命をとられる時代ではありませんので、気楽に考えて、どうすると良いか?ということを自分なりに考えるのも大事なことかな?と思います。色々と経験することで上手になりますし、上手な人の方法を見ることも大事ですね。




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>拍手コメントさま

コメントありがとうございます。

この干菓子器は恐らく江戸時代に日本で作られたものだろうということでした。
花鳥紋の渋い器です。

堆黒のような技法ではなく、あらかじめ掘った木に漆を塗ったもので彫りがそう深くないので、茶入盆に普段はしておりました。

今回初めて菓子器として使いましたが、お菓子を引き立てて欲しい時には良いかもしれませんね。
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山荘流茶道教室

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京都市東山区にて山荘流の茶道教室を開講しております。
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