なんとか終えることができた嵐の中の茶会
随分と更新が滞ってしまいました…ここまで更新が滞ったのは初めてのように思います。先日の茶会の準備などでバタバタしているうちに気が付けば1か月以上経ってしまったという感じです。
さて、先日は嵐の中の茶会でした。もっとも、室内での茶会ですので、雨風に晒されながらというわけではありませんでしたが、準備と片付けの際が大変でしたね。
特に片付けの際は風も強くなり、2度着替えましたが、びしょびしょになりながら片付けをしました。できるだけ道具も濡れないように工夫したのですが、あれだけの風雨にはどうにもならないことも多かったです。
しかも、今回は濃茶席と薄茶席で行いましたので、持っていく道具も多くなかなか大変でした。そんな時に限って台風が来るというのはよほど日頃の行いが悪いのでしょうか....席中では「嵐を呼ぶ男」ですねと言われてしまいましたが、そんなに良いものではありませんね。
私はほとんどずっと濃茶席におりましたので、薄茶席の様子はそう分かりませんが、母などに聞くところによると薄茶席も特に問題なく終わったようですので安心しています。まあ、行き届かないことは多々あったと思いますが、大きな問題もなく終えることができて良かったというのが正直な感想です。
Twitterにも書きましたが、今回は濃茶席を3人で回したり、お稽古を始めて1年足らずの方に「お坊さんだから人前で話すのは慣れているでしょう?」と薄茶席の亭主をお願いしたりとかなり無茶もしましたが、皆さん期待に応えた働きを見せてくださりとても嬉しく思っています。
さすがにお客様も濃茶席を3人で回しているとは想像もされてなかったようで、一席だけその話をしたら大層驚いてられました。薄茶席では「いつもそれくらいでされるのですか?」と聞かれていたようですが、慢性的に人手不足に悩んでいる当流ではよくあることですね。まあ、いつもは濃茶席がありませんのでそこまで困らなかったというところでしょうか。
ただ、一つ残念だったのは全く写真を撮る暇がなかったので(忘れていただけ…)、写真が無く、ブログで紹介できないことでしょうか。まあ、後日お菓子の写真だけは撮れましたのでそちらをご覧ください。

近所の鶴屋弦月さんにお願いして、菊のお菓子を作っていただきました。ちょうと旧暦の重陽の節句が近かったのと、会場となった泉涌寺が皇室とのつながりが深いお寺ということから菊のお菓子にしてもらいました。
上手に作ってくださったお菓子屋さんに感謝ですね。
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