初稽古の炭点前
気がつけば2月になり、節分も立春も過ぎてしまいました。また、最近は日も随分長くなったように思います。
さて、先日当教室の初稽古を行いました。喪中でしたので今年は落ち着いた雰囲気にしましたが、取り合わせを考えるのが難しかったですね。
毎回私が炭点前から薄茶までを行いますが、そろそろ生徒さんに点前をしてもらうのも良いかなと思います。ただ、当家の小間は向切なのでまだお稽古されていない方が大半ですので、もうちょっとしてからでしょうね。
この日は寒い日でしたので、炭の火の暖かさがありがたかったですね。手あぶりも置きましたが、やはり炉の火力にはかないません。

炭点前で難しいのは客ぶりでしょうか。点前の稽古はすることがあっても、客ぶりまでなかなか稽古している余裕がないことがほとんどかと思います。最初は流れを追うのでいっぱいいっぱいだと思いますが、そのうち点前の都合も考えつつ問答などができるようになるでしょう。
また問答の内容も最初は定型文を言うのがやっと…という方も多いでしょうが、慣れてくると自分の言葉で話すことができます。この辺りは慣れも大事かと思いますが、上手な方のをやり取りを聞くのが一番ですね。
それには上手な主客を探さないといけないので、それが一番難しいかもしれません…どちらかだけが上手でも良いのですが、両方が上手であれば一番理想的ですね。まあ、上手な方同士でも合わない方とだとちぐはぐな会話になることもありますので本当に難しいです。
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